サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」小室哲哉の冷酷な性格 コラム 女のための有名人深読み週報 小室哲哉、KEIKOとの離婚調停スクープに考える「面倒なものはポイ捨て」という冷酷な性格 2019/10/24 21:10 仁科友里 女のための有名人深読み週報 KEIKOも捨てられる“順番”がきた? そして小室は、現在離婚調停において、KEIKOには月8万円の生活費しか送れないと主張しているといい、これもまた「面倒なことから徹底的に逃げている」ようにも見えるが、一方で新恋人には相当貢いでいるようだ。「文春」によると、「小室さんは離婚に向けてKEIKOに対しては極力お金をかけようとしない一方、A子さんにこれまで随分とお金を使ってきた。海外での仕事のたびにブランド品を購入し、誕生日には数十万のワインでお祝いしている」という。 KEIKOが気の毒だと思う人もいるだろう。しかし、かつてはKEIKOも「カネを貢がれる側」だったのである。 小室は華原と別れた後、自らがプロデュースするグループのdosのAsamiと結婚して一子をもうける。しかし、わずか10カ月後に離婚し、その8カ月後にKEIKOと再婚している。番組名は失念したが、新婚時代の小室とKEIKOに密着した番組を見たことがある。朝起きてすぐ、KEIKOは水がわりに高級シャンパンを飲み、ブランドショップで「ここからここまで、全部ちょうだい」と命じる。だが、この頃、小室の家計は実は火の車だったそうだ。 09年に放送された『芸能界の告白』(フジテレビ系)で、小室自身が当時のことを回顧している。一時は100億円以上もの資産を持つと言われていた小室だが、香港の音楽ビジネス会社に対する投資の失敗や、小室の作った曲がヒットしなくなったこと、レコード会社との契約解除によってプロデュース代約18億円を返金する必要に迫られるなど、金欠に陥っていく。KEIKOと結婚したときは10億円もの借金を抱えており、KEIKOは懐事情を心配していたそうだが、小室は「おカネのことは何一つ心配することはない」と強く言ったそうだ。 超高級マンションに住み、KEIKOにも高級なプレゼントをふんだんに送るなど、全盛期と同じ贅沢な生活を送っていた小室夫妻。しかし、その一方で“前の女”であるAsamiには慰謝料や養育費を支払っていなかったと、Asami自身が「週刊ポスト」(小学館)に告白している。同誌によると、Asamiとの交際が始まったのは小室と華原が交際している頃。Asamiが妊娠したことで、2人は結婚することになるが、結婚5カ月を迎えた頃に、小室がKEIKOと浮気していることに気づいたという。気に入った女にはふんだんにカネをかけ、飽きたら節約が、小室流の愛し方なのかもしれない。だとするならば、KEIKOも“順番”が来たという話だろう。 なお、その後、金策に困った小室は、自身は音楽著作権を持っていないにもかかわらず、ある投資家に「著作権を10億円で売りたい」と申し出て、前金の5億円をだまし取るという詐欺事件を起こし、逮捕されている。 次のページ 小室のそばにいる人は「覚悟」を問われる 前のページ123次のページ 楽天 華原朋美を生きる。 関連記事 渡辺直美にあって、ゆりやんレトリィバァに“ないもの”とは? きわどい星条旗柄の水着に思うこと道端アンジェリカ、夫の逮捕報道を通して見えてきた「実はカネに執着ナシ」の一面松本人志、「嫁とカネ」の話に募る不安――「遺言状を書いておくべき」と進言したいワケ「萬田久子との関係」を暴露された西野亮廣、その狼狽ぶりに見る「性に関する固定概念」『おぎやはぎの「ブス」テレビ』に考える、「不美人」があざけられることのおかしさ