アラフォー女子、「ひとりセブ島」はどう楽しむ? 3カ月の語学留学と“離島”レポート
離島ツアー
続いてこちらも時間があれば、絶対に行ってほしいのが離島です。セブ島とは雰囲気や文化も違い、同じフィリピン内でもまた異なった体験ができるので、滞在期間に余裕がある方には断然! 離島トリップをオススメします。
船や飛行機(主にLCC)を使わないと行けないので少し面倒ですが、その分、同じ離島でもマクタン島とは比べ物にならないくらいの絶景やアクティビティを楽しむことができます。
・カオハガン島
セブのマクタン島から1時間足らずで到着する、日本人オーナーの離島。島の大きさは東京ドームと同じくらいで、人口は約600人程。早起きして朝ご飯を獲りに海に行ったりと、住民はほぼ自給自足の生活を送っています。
カオハガン島には84歳の日本人オーナー(と奥さん)のほかに、現地のフィリピン人と結婚した2人の日本人女性も住んでいて、観光客をもてなしてくれます。
オリジナルのカオハガンキルトをはじめ、アートが盛んで、島中にアートな施しが見られるので、美しい海はもちろんのこと、島を散歩するだけでも楽しめます。
・ボホール島(パングラオ島)
セブ島の港から約2時間で着く、フィリピン国内10番目の大きさを持つ島。人口は114万人程で、チョコレートヒルズと言われるチョコレート色の小型の山々や、山から深い谷を見下ろせるジップライン、ターシャといわれる世界最小級の霊長類のメガネザルの生息地としても有名です。
アイランドホッピングやサンドバー(海の真ん中の浅瀬にできる砂だけの島)等のマリンアクティビティは、ボホール島と橋でつながっているパングラオ島で多く実施しています。
・シャルガオ島
世界的に有名なサーフスポットで、毎年サーフィンの世界大会も開催されている、サーファーの聖地であるシャルガオ島も、サーファーであればもちろんのことですが、そうではない人にもオススメです。マクタン空港から1時間程、LCCなら数千円で行けます(季節や予約時期による)。日本人はほとんどおらず、欧米人の観光客ばかりで、オシャレなレストランも多く、島全体の雰囲気が良いです。1日2回、干潮の時だけ現れる天然プールが楽しめるマグププンコビーチは必見です。
ほかにも、最後の秘境といわれるパラワン島のエルニドや、魔女が作る惚れ薬が手に入るといわれるシキホール島等々、セブから行ける離島は数多く、お金と時間に余裕があるアラフォーにオススメのスポットばかりです。物価の安いフィリピンなので、日本で行くのと比較すると格段に安く楽しめます!
ホテルのデイユース
比較的セブ島から距離のある離島を紹介してまいりましたが、短期の旅行でセブ島に来ている方にはハードルが高いかもしれません。
そんな方にオススメなのが、マクタン島に立ち並ぶリゾートホテルのデイユース使用です。シャングリラにクリムゾン、モーベンピック他とマクタン島には高級ホテルがたくさんあり、宿泊するのは高額でもデイユースはリーズナブル(日本円で約2,000円程度~)に楽しむことができます。
私は、コスタベラとクリムゾンのデイユースを利用したことがありますが、とても満喫できました。ほとんどのホテルが午前中から夕方までプライベートビーチやほか施設が使用可能でランチやドリンクもついてきますので、よく調べてマッチするプランを見つけると良いと思います。
以上、オススメのセブ島の観光スポットを紹介してまいりましたが、ビーチだけではなく、外出の際は日焼け止めを忘れないようにしてください。セブ島の日差しは半端ではないです。ちなみに現地のドラッグストアにはSPF100の超強力な日焼け止めが売っているので、オススメです。
さて、観光だけならまだしも、実際にセブ島で生活するのってぶっちゃけ快適なの!? と、特に留学をお考えの方は疑問に思っているかと思います。
次回は最後に、セブ島でのリアルなアラフォー的生活をお届けできればと思います。