レニー・クラヴィッツの愛娘ゾーイがキャットウーマンに! 一方で、ファンが複雑な思いを抱える理由とは
ゾーイは母方の祖父がアフリカ系アメリカ人で、白人と黒人の遺伝子を持つミックスである。肌はうっすらと日焼けしたような色で、髪は黒いが、顔立ちはあまり黒人っぽくない。そんな彼女を「アーバンすぎる」から出演させないというのは、「あからさまな人種差別」だとファンは激怒。「そんな作品など、こっちから願い下げ!」「コケるに決まってるし!」と声を上げた。
最新版の『ザ・バットマン』は監督も替わっており、作品自体は決して人種差別的な内容ではない。しかし、一部のファンは「オーディションさえ受けさせてもらえなかった『バットマン』シリーズなんて、ゾーイはオファーされても受けないと思っていたのに……」と複雑な気持ちのようだ。
ちなみに、ナタリー・ポートマンやキーラ・ナイトレイも狙っていたという『ダークナイト ライジング』のキャットウーマン役は、アン・ハサウェイが獲得。嫌われ者として有名なアンだが、意外にもキャットウーマン役は好評で、「『キャットウーマン』(04)のハル・ベリーを超えた」と話題になった。「白人と黒人のミックス女優より、白人女優のほうがキャットウーマンにハマる」と感じる人も多く、そんなことから「ゾーイのキャットウーマンは、ジンクス的にコケるのでは」と一部のファンから、心配する声も上がっている。
最新版でバットマンを演じるのは、映画『トワイライト』シリーズのバンパイア役で一躍ブレイクしたロバート・パティンソン。キャットウーマンとバットマンは敵であるが、互いに恋愛感情を持つ複雑な関係なため、映画ファンからは「ミステリアスな雰囲気を漂わせているゾーイとロバートがどのように絡むのか、楽しみ!」という声が上がっている。
ファンは「コケるのではないか」と複雑な気持ちのようだが、ゾーイはきっと念願の作品に重要な役どころに決まり、喜んでいるはず。娘を溺愛しているレニーも、心から祝福していることだろう。
最新版『ザ・バットマン』は、2021年6月25日に全米公開予定だ。