木村拓哉と櫻井翔、「バラエティー共演」解禁! 過去には『スマスマ』で顕著な「嵐外し」も
木村拓哉が主演ドラマ『グランメゾン東京』番宣のため、10月17日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(ともにTBS系)に出演する。MCの嵐・櫻井翔とはバラエティー初共演とあって、ネット上では驚きの声が飛び交っているが、そうした反応が出るのは、かつてジャニーズ事務所内に存在した“派閥問題”が、それだけ大きな傷痕を残しているからだろう。
木村は、ドラマで共演する沢村一樹とともに、スタジオ出演する予定で、ドラマ撮影の密着VTRも放送されるという。
「10日放送回のエンディングでは、櫻井と木村がスタジオトークを繰り広げているという内容の次週予告が放送されました。これまで“絶対共演NG”状態だった両者だけに、すぐさまネット上は『まさかこんな日が訪れるとは』『永久保存版にしなきゃ』と、大騒ぎになっていましたね」(芸能ライター)
かつて事務所内には、SMAPのチーフマネジャー・飯島三智氏が担当するタレントと、先日社長に就任した藤島ジュリー景子氏の担当するタレントは「共演しない」という暗黙のルールが存在し、SMAPと嵐の共演は、『NHK紅白歌合戦』など、ごく限られた大型音楽番組でしかかなわなかった。しかし、2016年に飯島氏が事務所を退社してからは、木村と嵐・二宮和也が、映画『検察側の罪人』で共演に至っており、当時も大きな話題を呼んだものだった。
「飯島氏とジュリー氏の派閥問題は、SMAP解散騒動が勃発した16年に広く知られるようになりましたが、それ以前から、ジャニーズファンの間では公然の事実であり、『派閥をなくしてほしい』といった抗議の声が多数上がっていました。特に顕著だったのが、13年8月公開の櫻井主演映画『謎解きはディナーのあとで』の番宣活動でしょう。『SMAP×SMAP』(ともにフジテレビ系)の人気コーナー『BISTRO SMAP』に、ヒロイン役の北川景子と、北川が大ファンと公言している宝塚の男役スター・蘭寿とむがゲスト出演したのですが、これは明らかに派閥間の共演NGによる“嵐外し”で、ファンが『あまりにも不自然』『なぜそこまで頑なに共演NGなのか』などと騒然としていました」(同)
派閥問題が“解消”されて早3年、果たして木村と櫻井は、どんなクロストークを展開するのだろうか。