嵐、YouTube公開で登録者111万人突破! ジャニーズが展開する全4チャンネルの現在
10月9日、嵐のYouTube公式チャンネルが公開され、サブスクリプション型(定額制)ストリーミング配信の開始も明らかになった。CDデビュー20周年を迎える嵐の新たな試みが大きな話題になっている。
今回、解禁されたのは1999年のデビューシングル「A・RA・SHI」や、2010年までに発売された「Love so sweet」「Happiness」「truth」「Monster」の5曲。YouTubeにミュージックビデオが上がり、定額制の音楽ストリーミングサービス・Spotify、Apple Music、Amazon Musicなどで楽曲配信がスタートした。
「かつてのジャニーズ事務所といえば、アナログな体制を貫いていたものの、近年はネット関連の分野への進出が目立っています。とはいえ、今回の嵐のYouTube&配信デビューは、世間はもちろんファンの間に衝撃が走っており、『嵐の公式動画をYouTubeで見れるのはうれしい』『楽曲配信によって嵐の曲がたくさんの人に広まってほしい』と、歓喜の声が続出しています」(ジャニーズに詳しい記者)
10月16日には20周年を記念したビデオ・クリップ集『5×20 All the BEST!! CLIPS 1999-2019』がリリースされることもあり、ファンは「このタイミングのYouTube開設はスゴい。5曲のMVを見たらほかのも絶対見たくなる」「販促としてYouTube使うのは大正解」と、嵐サイドの戦略を絶賛している。
また、嵐は2020年末をもって活動休止期間に入るだけに、「YouTubeで見られるなら、休止中も寂しい気持ちが少しは和らぐ」「休止中もメンバー同士の絡みを配信してくれたらうれしい」「音楽配信は、活動休止中の利益確保もあるんじゃないかな」と、さまざまな反応が見受けられた。
そんな中、YouTube&楽曲配信の解禁日について、“記念日説”が注目を集めている。
「あるTwitterユーザーの書き込みによれば、10月9日は結成発表日(1999年9月15日)と、CDデビュー日(同11月3日)のちょうど中間にあたる日なんだとか。さらに、99年10月8日、嵐は『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に急きょ出演し、『A・RA・SHI』をテレビ初歌唱しました。そして、翌9日に開催された、Jr.初の単独東京ドームコンサート『特急・投球コンサート 10月9日東京ドームに大集合!!』にて、大勢のファンの前で『A・RA・SHI』を初披露した記念日でもあるんです。今年10月9日のタイミングは、実際に何か狙いがあったのかどうかは判明していませんが、不思議な巡り合せに、ファンからは『解禁日の理由がこれだったら粋なことするな』と、驚きの声が上がっていました」(同)
ジャニーズとYouTubeに関しては、昨年3月に「ジャニーズJr.チャンネル」が誕生し、今年8月にはSixTONESが同チャンネルを卒業。同月、SixTONESは新たにアーティストチャンネルを立ち上げたほか、ジャニーズ事務所公式のチャンネルも8月23日に本格始動し、Jr.内ユニット・Travis Japanのオリジナル曲「Namidaの結晶」のMVが公開された。チャンネル登録者数は「ARASHI」が111万人、「Jr.チャンネル」は75.3万人で、SixTONESが31万人である一方、「Johnny’s official」は27.5万人となっている(いずれも10月11日午前8時時点)。
現在、YouTubeにジャニーズ絡みの4つのチャンネルが存在しているが、今後もそれぞれ魅力的な動画を次々と配信していってほしいものだ。