木村拓哉、アルバム発売決定でファン戦々恐々――「嫁と娘は関わらないで!」と悲鳴
元SMAP・木村拓哉が、2020年1月8日に初のソロアルバム『Go with the Flow』をリリースし、アーティスト活動を再開する。豪華アーティストとのコラボレーションが実現する一方で、ファンは、妻で歌手の工藤静香、次女でモデルのKoki,の“参加”に戦々恐々としているようだ。
2016年のSMAPの解散以降、ドラマや映画など俳優業を中心に活躍してきた木村。17年にジャニーズ事務所を退所し、ファンサイト「新しい地図」を立ち上げた稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾は主に配信で楽曲をリリースしているものの、木村や中居正広は本格的な歌手活動をしておらず、ファンの期待が高まっていた。
そんな中、木村は9月29日放送のラジオ番組『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』内で、「リスナーのみなさんにお知らせしたいことがあります。これはちょっとサラッと言っちゃおうかなと思うんですけど、2020年1月、アルバム出しま~す。はい、以上で~す。終わりで~す」と、軽いノリで報告。アルバムのリリースにあたっては、過去に同番組に登場したB’zの稲葉浩志、LOVE PSYCHEDELICO、ALEXANDROS、森山直太朗といったアーティストの影響や、ファンの要望が後押しとなり、スイッチが入ったとか。また、「皆さんと一緒に、そのアルバムをもとにどこかで“騒げる場所”が持てたらいいな、みたいな。というふうに自分の中では思っています」と、コンサートの開催も示唆した。
その後の報道によれば、『Go with the Flow』には槇原敬之、Cornelius・小山田圭吾、いきものがかりの水野良樹、Uruら、錚々たるアーティストが楽曲を提供しているという。同作はSMAPが専属契約を結んでいたJVCケンウッド・ビクターエンタテインメントから発売。ミュージックビデオのメイキング映像も公開され、わずか数秒の歌声を聞いた木村ファンからは「木村くんの声大好きだから、音楽活動うれしいよ~」「ビクターさんありがとうございます。年が明けるのが待ち遠しい。待っていてよかった」「久しぶり拓哉くんの歌声が聞けて泣けた。アルバムとても楽しみ」と、早くも歓喜の声が続出している。
「かたや、今回の発表を複雑な気持ちで見守るファンも少なくありません。木村の周辺は、SMAPの解散後に環境が目まぐるしく変わり、妻の工藤が17年1月にインスタグラムを開設したほか、昨年5月に次女の光希が『Koki,』の名でモデルデビューを果たしています。そのKoki,は幼少期からピアノとフルートを習っており、音楽家としても才能を発揮。これまでに母・工藤のアルバム『凛』(17年)収録の3曲、歌手・中島美嘉のライブ用楽曲『夢』の作曲を手がけ、今年6月発売の三浦大知のシングル曲『片隅』の作曲も担当。工藤にしても、『愛絵理』名義で作詞活動を行っているだけに、木村の“家族”がアルバムに関わる可能性があるのではないかと、ファンはヒヤヒヤしているんです」(ジャニーズに詳しい記者)
現時点で、工藤やKoki,の関与は明らかになっていないが、ネット上のファンは「家族による作詞作曲、コーラスとかやめて」「アルバムジャケットのデザインなんてしないでね」「あちらさんが参加となると、購買意欲が削がれる」「木村拓哉が好きなのであって、その嫁と娘が好きなわけではない。関わらないで」「芸能人・木村拓哉の仕事に家族はいらない」と、早くも作品に懸念を抱いている。
木村家の家族動向には良くも悪くも強い関心が寄せられているが、最近はSNSに投稿した写真が被ったことも一部で話題に。工藤は9月25日のインスタグラムに「今年もお彼岸に、花が咲きました」と、自宅で撮影したとみられる写真をアップ。すると28日、木村も中国版Twitter「Weibo(微博)」に「こんなにきれいな彼岸花が満開」といった意味の中国語とともに、絵画に見えるほど幻想的な雰囲気を醸す彼岸花の画像を投稿した。写真は別物だとしても、モデルの彼岸花は同じである確率が高いだろう。
「工藤、Koki,、木村それぞれがSNSで私生活や家族に関連する写真やエピソードなどを投稿する機会が多くなっています。Koki,は昨年11月13日の木村の誕生日に、父と思しきシルエットの写真をインスタグラムに載せ、『お誕生日おめでとう! ファンキーでカッコいいお父さんの娘に生まれて来れて本当に良かった 沢山の愛を込めて』と、祝福。さらに、工藤が49歳の誕生日を迎えた今年4月には、木村がWeiboで『happy birthday 拓哉』と、発信。名前こそ書いていませんが、タイミング的に工藤へのメッセージだと話題になり、木村ファンは『家庭を見せない拓哉のことをプロだなと尊敬してたけど、これはもう無理』『嫁に直接言え! わざわざWeiboで言う必要ある?』と、憤怒していました。こういったSNSを通じた“家族アピール”の前例があるからこそ、ファンはアルバムにも工藤やKoki,が絡んでくるのではないかと、不安に感じているのかもしれませんね」(同)
SMAP時代から応援するファンの多くは、家族丸ごとではなく、あくまで木村個人を支持したいという気持ちなのだろう。果たして、ファンが恐れている事態はやって来てしまうのか、今後の動向に注目が集まる。