池江璃花子選手に「手かざし療法」? なべおさみが「沈黙貫く方針」を取る理由とは
競泳・池江璃花子選手をめぐる“民間療法”報道が、世間に大きな波紋を広げているようだ。「週刊新潮」(新潮社)に続き、8月30日発売の「フライデー」(講談社)でも、池江選手がなべおさみから、病室やなべの自宅で“手かざし療法”を受けているとする報道がなされた。池江選手側の関係者は、なべとの「プライベート交流」こそ認めているものの、治療を受けていることについては否定。しかし、両者の関係については、すでに各マスコミも取材に動いているようで、9月以降も不穏な報道が相次ぐこととなりそうだ。
池江選手が白血病を公表したのは今年2月。そして「フライデー」によれば、知人を介してなべとの面識を持ったのは、7月頃のことだったという。
「なべの“気”“パワー”を用いた施術は、一部では有名な話で、これまでもさまざまな著名人への“治療の成果”がメディアで伝えられていました。しかし、池江選手ほどの有名人が、現在進行形で『治療を受けている』と大々的に報じられるのは初めてのことで、ネット上にも心配する声があふれ返っています」(スポーツ紙記者)
「新潮」「フライデー」ともに、民間療法には科学的根拠がなく、また効果も期待できないと書かれているが、当事者であるなべは、ほぼ取材拒否に近い状況となっているようだ。
「なべの関係者は、施術ではなく会話をしているだけと話していますが、一方で『多額の謝礼が支払われている』という関係者の証言も。本当に治療が行われているのかどうか、また今後も継承されるのかなど、不明瞭な部分も多いため、多くのメディアがこの件についての取材を始めているようです」(スポーツ紙記者)
両親は離婚しているとされる池江選手。一部マスコミは、「なべと面識を持ったのは、もともと母親の紹介だったと言われている点に着目。母親に関する話を聞くため、父親に接触できないかと動いているようです」(同)という。
「マスコミはほかにも、池江選手の関係者や交流のある選手にも、事実確認を行おうとしている様子です。一方のなべは、自分がマスコミの取材を受けると『余計に池江選手側に迷惑がかかってしまう』として、この件に関しては一切コメントを出さない方針を取る模様。すでに“騒動”となりつつあるだけに、今後もこの状況が続くのであれば、何らかの対応が必要となってしまうかもしれませんが」(テレビ局関係者)
なんとも不可思議な“スキャンダル”に巻き込まれつつある池江選手。標準治療も並行して受けているという状況だけに、完治へ向かう道筋から外れることがないよう、周囲からの配慮にも期待したいと切に思う。