『24時間テレビ』いとうあさこの駅伝ゴールを生放送せず、「ひどい仕打ち」「日テレのミス」と批判
8月24、25日に生放送された『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)が、平均視聴率16.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。番組は25日午後8時54分まで放送され、瞬間最高視聴率はエンディングを迎えた午後8時51分の39.0%だったことがわかった。
今年のチャリティーマラソンは、「24時間駅伝」と銘打ち、4人による駅伝方式が取られたが、最終ランナー・いとうあさこが、ゴールである会場の両国国技館へあと少しで到着するという中で番組は終了。これに対し、ネット上では「ゴールシーンを放送しないのはなぜ?」「頑張った人に対しての仕打ちがひどい。怒りすら感じる」と批判が続出している。
「番組終了直前に『駅伝のゴールは(次番組の)『行列のできる法律相談所』(同)で生放送』と説明が入りましたが、いとうは同番組が始まる前のCM中に会場に到着したようです。ゴールの瞬間はVTRで放送されることになりました」(芸能ライター)
また、実はいとうの事務所の先輩であり、『世界の果てまでイッテQ!』(同)で長年共演しているウッチャンナンチャン・内村光良が応援に駆け付けていたが、『24時間テレビ』内では放送されずじまいだった。
「この様子も、『行列』でVTR放送されたのですが、内村は勢いよく後ろから走って登場し、いとうに声をかけて、そのまま走り去ってしまうというボケをかましていました。生放送されていれば、間違いなく“笑いあり感動あり”の名シーンとして話題になっていたはずです。しかし、結局は生中継されないどころか、VTR放送にも不備が。羽鳥慎一アナウンサーの『内村さんが後ろから来て伴走して、伴走したかと思ったらものすごいスピードで抜かしていきました』というナレーションによって、内村がいとうに何と声をかけているのか、聞き取れなかったという人が少なくなかったんです。こうした点について、ネット上では『完全に日テレ側のミス』『そもそもスタートを早くすれば間に合ったよね。毎年思うけど、放送終了直前にゴールさせようとするのは何なの?』『いとうもウッチャンもかわいそう』などと、不満の声が噴出していました」(芸能ライター)
一方で、いとうが走っている際、応援にかけつけた一般人によって、「走るスペースが狭くなってしまったシーンもあった」(同)という。
「いとうに触ろうと手を出す人、スマホで撮影するのに夢中になった人が押し寄せたのが原因です。ネット上では『あんなにギリギリまで人を入れちゃいけない』『走行場所チェックをしてる意味が全然ない』『触ろうとしてくる人何なの? 危ないし、そういう対策してないわけ?』などと、こちらも制作側の準備不足を指摘する声が続出していたようです」(同)
今回ランナーを務めた4人には、「すごく頑張っていた」「感動した」という声が多かったが、同企画自体には以前から批判的な意見も少なくない。果たして来年も開催されるのだろうか……。