【テラスハウスレビュー】最年少・流佳、「かわいい~」では済まされなくなってきたおバカ言動
見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、8月の前半配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。
流佳、夢はマーベル俳優(テラスハウス第11~12話)
以前、将来の目標を「ヒーローになりたい、マーベルが好き」と言っていたアルバイトの流佳。第11話では、イラストレーターの香織にあらためて将来について聞かれると、「今はいろんな考えが頭の中ごちゃごちゃしてる。何からどうやればいいかわかんなくなって。最初の動きが。今思ってんのは、スタントマンじゃないんすよ」と言い出す。「ヒーローになりたい」は冗談や何かの例えでなく、本気で「マーベル映画に俳優として出る」ことを指しているという衝撃の事実が明らかになった。
その場にいた香織以外のメンバーも、これには「ロバート・ダウニー・Jrってこと?」「俳優さん!?」と驚く。流佳は「そうそう。かっこいい人にはなりたいなって、すごいあこがれを持ってる」と平然と話したが、「俳優さんとしてマーベルを見てるの?」「英語は?」「演技の勉強は?」「どんなふうにかなえようとしてる?」と詰められると、口をつぐんでしまった。
また12話では、女優の春花に尊敬する人物を聞かれ、マーベルヒーローを挙げるのかと思いきや「坂本龍馬とか」。理由を問われると、「えーと、自分がぁ、危ないとわかってんのにぃ、自分の足でぇ、いろんなとこまわってぇ、仲直りさせた」と幼稚園児のような回答を披露した。
最年少20歳といえども、さすがに「かわいい~」では済まされないレベルであることがわかってきた。マーベルにも坂本龍馬にも罪はないのに、ただただ流佳の幼さ(おバカさ)を強調するアイテムになってしまい、気の毒である。