マツコ、N国・立花党首を「無視」の意向? 「全て炎上商法だと考えてる」と業界人指摘
マツコ・デラックスへの“突撃”がネット上で波紋を呼んでいる「NHKから国民を守る党」(N国)の立花孝志党首。『5時に夢中!』(TOKYO MX)内で、マツコがN国に否定的な発言をしたことを受け、マツコ批判を繰り返していたが、8月12日にはMX前で“抗議生配信”を決行、警察も出動する騒ぎとなっていた。対するマツコ側はといえば、今後も「無視」する方針だという。
マツコは7月放送の同番組内で、N国について「今のままじゃ、ただ気持ち悪い人たち」「ふざけて(票を)入れている人も相当いるんだろうなと思う」などとコメント。ここから立花氏の“マツコ批判”がスタートし、8月10日配信のYouTube動画では、マツコの所属事務所が立花氏に対して「訴訟準備を始めた」との情報をキャッチしたとも報告している。また立花氏は、同事務所に所属する有働由美子アナウンサーについても「権力者の犬」と切り捨てていたが……。
「立花氏は、同12日の突撃生配信の途中、『マツコ・デラックスがパニックになって、番組降りると言ってる』という情報が入ったとして、その場から撤退。しかし、今後マツコやMXが対処しなければ、翌週以降も同じ行動を繰り返すと明言しています」(スポーツ紙記者)
しかし14日付の「サンケイスポーツ」では、マツコの所属事務所が取材に応じており、パニックを起こしたことや降板、また訴訟準備に関しても、全て否定している。
「マツコサイドは、立花氏の言動を全て“炎上商法”だと考えているようで、『相手にすれば、結局向こうが得をするだけだ』として、なにひとつリアクションをするつもりはないといいます。12日の生配信は確かに話題にこそなりましたが、来週、再来週と同じことをしても、すぐ世間に飽きられてしまうのでは。You Tubeの再生数も落ち、マスコミや野次馬も集まらなくなるだろうと、マツコサイドは踏んでいるのでしょう」(芸能プロ関係者)
立花氏が有働アナや所属事務所まで巻き込んだことも、マツコからすれば「話題作り」にしか見えなかったようだ。
「マスコミにしても、テレビ局は『自分たちまで巻き込まれたくない』と、このトラブルに関してはほぼスルー状態。新聞や週刊誌にしても、事態が進展しない状況では、いずれ取り上げることもなくなるでしょう。マツコは、炎上を鎮火させるために、最も有効な“ネタ枯れ”を狙っているというワケです」(同)
ネタ提供を一切行わないという“兵糧攻め”を選択したマツコだが、果たして騒動の行方は――。