大泉洋とムロツヨシはどっちがイケメンか? 好感度が高いワケをDr.高須が「顔」から分析
【第93回】「高須幹弥センセイ、大泉洋とムロツヨシはどっちがイケメンですか?」
現在放映中のドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)で主演を務める大泉洋。味のある演技やバラエティ番組で見せる高いトークスキルなどから老若男女問わず人気があり、「日経エンタテインメント!」(日経BP)が知名度と関心度をスコア化して年に1回発表する「タレントパワーランキング」の常連でもある。しかも2019年版では、「総合」17位、「男優トップ30」においては、トップを占めるジャニーズアイドル嵐のメンバー5人に挟まれる形で、第4位を獲得している。一部では「イケメンか否か」といった論争も巻き起こっている大泉の好感度の高さの秘訣は顔にあるのか? 高須クリニック名古屋院院長の高須幹弥先生、大泉洋の顔面診断をお願いしまーす!
■大泉洋の顔が与える好感度は1,2割
大泉洋さんの顔は、面長な輪郭でおでこも広く、目は眼瞼下垂気味で開きがあまりよくないうえ、目元も窪んでいます。特徴的な顔ではありますが、特別イケメンというわけではありませんね。とはいえ、極端なブサイクとか太っているとかではないし、すごく大きな欠点があるわけでもないので、顔面偏差値的には一般人の平均レベルくらいといえるでしょう。
大泉さんはいつも、おでこが見えるヘアスタイルをしていますよね。おでこを出すと面長な輪郭が強調されてしまうので、本来なら隠したほうがいいのですが、大泉さんは個性が武器になる職業なので、わざと特徴を強調させて世間に認知させようとしているのかな? と感じます。目元にしても、人間は歳をとると老人性眼瞼下垂で下垂が進行していくので、下垂気味の目は老けて見られたり、疲れてやつれていたりする印象になりやすいのですが、その反面、怖そうな印象も与えないので、大泉さんの場合は、親しみやすさにつながっているように思います。
ただ、顔の印象が好感度に与える影響は1~2割程度で、演技力やキャラクター、演じる役柄の印象のほうが大きいんです。大泉さんは演技力が高いですし、バラエティ番組などで見せる姿もイヤミがなく、威張ったり横柄な態度を取ったりもしないし、ドラマや映画での役どころも嫌な役はあまりないですよね。そういったイメージに顔の親しみやすさが合わさって、高い好感度につながっているんじゃないかと思います。