SixTONES、「ただのイジメ」「高圧的で怖い」とコントめぐり怒りの声続出【ジャニーズJr.チャンネル週報】
4日は最終話が配信され、SixTONES、Snow Man、Travis Japanメンバーのうち17名が出演。これまで、謎めいた演出が随所に出てきたが、今回でその全貌が明らかになった。Travis Japan・七五三掛とSixTONES・京本大我がカフェに入って来ると、「まだ僕のことあの女性見てるわ」「街歩いてても人の視線めっちゃくちゃ感じるのよ」(京本)「最近モテてますアピール?」(宮近)「そういうんじゃなくて、いつの間にか有名人になってるような」(七五三掛)「YouTubeで話題になっちゃったみたいな?」(SixTONES・森本慎太郎)と、会話。
すると、店員サイドのジェシー&深澤が見るからに動揺し始め、「慎太郎が『YouTubeがなんたら』って言ったところから様子がおかしいな」(松村)などと責められると、「実はこのカフェをカメラで撮って、YouTubeに上げてた」(深澤)「ふっかさんとね、『暇だな~』言うてですね、YouTubeの撮影をしようって決めたんですよ」(ジェシー)「YouTubeの動画を切り忘れてて、一連の流れが全部撮られてたんだ」(深澤)と白状した。編集してアップすると予想以上に反響があったため、「このYouTubeがバズれば、広告収入で傾いた経営を立て直せるかなと思って……」と、事情を打ち明ける深澤。確かに、1話の冒頭を見返すと、深澤とジェシーがカメラを配置している場面から始まっていた。
メンバーがYouTubeに理解を示したことから、「許していただけたということで、堂々と撮影しちゃいましょう」(ジェシー)と、Snow Manの動画でも過去にやった人狼ゲームを行うことに。15分頃からはほぼ“素”状態のSixTONES・田中樹や、ゲームマスターのSnow Man・阿部が仕切る中、普通にゲームを楽しんでいる。このゲームは、市民たちが話し合いの中で敵の人狼を見破っていくもので、今回の役職は人狼3人、市民が10人、占い師1人、霊媒師2人、騎士1人。Snow Manバージョンは、最初に佐久間が処刑される流れが定番となっているものの、深澤は「別に皆さん気にしないで。(今回は)適用じゃない」と、呼びかけた。
しかし、深澤の発言が“フリ”になり、すぐさま狙いを定められた佐久間。本人が「俺は市民だ!」と言い張ると、「マジで今回、人狼のパターンもある」(深澤)「俺もYouTube見ましたけど、あんな目してなかった」(ジェシー)「なんか目、血走ってる」(田中)と、思いのほか“本当の人狼説”も浮上した。結局、1人目の処刑者となってしまい、佐久間は“死んだらしゃべれない”ルールを忠実に守ってフリーズ。また、「蓮とビス」では散々、無茶振りによって一発ギャグを披露してきた吉澤が、またしても「閑也、笑わせてあげてよ」(宮近)と指示を受けコミカルな動きや声で場を盛り上げた。
次はゲームマスター・阿部が処刑され、吉澤に疑いがかかった時には「おかしいだろ! 違うやろ! あんだけやらせといて!」(吉澤)と、思わず愚痴をポロリ。「違うんですよ。俺、市民側のマンモスなんですよ」と意味不明な言い分に対し、周囲は「役職はない?」(宮近)「役職あるんだったら言えよ」(森本)「役職はマンモスです。ガチで普通の市民」(吉澤)「じゃあ、お前死んでもいいな?」(田中)「死んでも大丈夫です」(吉澤)「じゃあ、閑也でいいじゃん」(田中)「なんでですか! 死んだらしゃべれないじゃないですか!」(吉澤)「もう死ぬんだから静かにして」(森本)と、一気に追い詰めた。
一度は松田がターゲットになるも、投票で追放されて「うわ~!」とショックを受ける吉澤。すると田中が「お前、死んでんだからしゃべんなよ」と、“ガチなトーン”で警告した上に、松村も「閑也、万が一ギャグやりたくなったら、あれ(ノニジュース)一杯飲んでからギャグやって」と、難題を押し付けた。直後に田中も処刑となったが、“死んでるくせ”に自分は平然と会議に参加(さっき注意された吉澤が可哀想)。続いて、疑惑の目を向けられた高地は、他者が人狼かどうかを知ることができる霊媒師だと名乗り、佐久間と吉澤の情報をチェックすると、2人が人狼だったと暴露した。
また、はじめに佐久間をかばっていた向井が餌食になり、「制限時間内に残る1人を見つけられなかったら市民側の負け」という緊急ルールを導入。流れですでに死んだ向井も言葉を発するが、頑なに出しゃばらない吉澤がなんとも健気だ。時間が迫るにつれ、霊媒師は高地と松倉であると確定したが、占い師と騎士の正体は不明のまま。人狼を絞り込むために、深澤が「騎士も(名乗り)出よう!」と声をかけると、中村が手を挙げ、「誰かずっと守り続けてた?」(深澤)「俺、高地くん」(中村)と申告。だが、最終確認の「市民の人!」(宮近)の合図で、なぜか中村も挙手していた。その時、中村の隣に座る田中は口をおさえて笑っている様子。田中は残る人狼を把握していたようで、席を立ってスタッフ側に近づくなり、「みんな頭悪いな」と、ボソッと囁いた(29分55秒頃)。
最後の投票で処刑が決まったのは京本で、ラストの人狼は中村だと判明。初っ端で仲間の佐久間&吉澤が片付けられてしまうも、中村は市民に紛れ込んで人狼チームを勝利に導いたのだった。タネ明かしした途端、「わかりやすかったじゃん」(ジェシー)「『俺、騎士』って言った後、『市民の人!』って言ってもう1回手挙げてた」(田中)と冷静に考えれば“人狼=中村”と見破れるはずだと指摘する2人。「なんで海人はあそこで騎士って出ちゃったの?」(森本)との質問に、本人は「それしか助からなそうだったから」と返したが、「市民の一点張りでよかったんだよ」(松村)「『市民、市民』って言っておけば、あそこで『俺、騎士』って出たから、絶対人狼やん!」(森本)「俺が騎士だったんだけど、万が一俺が生きてたら、だってお前もう……」(田中)と、集中攻撃するSixTONESメンバー。
おそらく、中村は騎士が名乗り出る場面で周囲のリアクションを観察し、「騎士はすでに死んでいる」と踏んで、疑いから逃れるために危険な賭けに出たのだとみられる。結局、これで勝ったのだから、負けた側にいちいちダメ出しされる筋合いはないだろう。個人的には、なぜ中村が責められなければいけないのか……と苛立ちが募ってしまったが、最終的に「まぁ、だから時間的には最高だよ」(ジェシー)「いいタイミング」(田中)「これはもう中村海人の勝ち!」(ジェシー)と評価していたことが、唯一の救いだった。
しかし、発言権のあるSixTONESの「3人にちゃんと祝杯を」(森本)「勝利の美酒」(田中)の一声で、人狼チームの3人がノニジュースで乾杯(中村は活躍したのになぜ……)。佐久間&吉澤が元気いっぱいに「うまーい!」と叫ぶと、田中が「じゃあ、閑也にもう一杯」と、スタッフに促したところで本編が終了した。
この人狼を含め、「蓮とビス」に関してはネット上でさまざまな意見が上がっている。「樹が『みんな頭悪い』ってカメラの近くでコソッとつぶやいたの、俺は全部分かってる感が出ててさすがだった」と、田中を褒めるコメントもあれば、「閑也がスベるのを楽しんだり、人狼に勝ってもノニジュースを飲ませたり、松倉に対する態度も全然笑えなかった。松村と田中、ただのイジメはやめろ」「閑也が可哀想でビックリ。イジりはやりすぎたらいじめじゃん。康二がいた5話目は1番まとまってたし、トラジャも楽しそうだった」「正直、最近のスト怖い」「『蓮とビス』が面白かったのはストファンだけでは? 人狼もいじめにしか見えなくてひどかった」「『蓮とビス』はストがいない方が見やすかった。ストはほかのグループと混ざったら全然面白くない。むしろ邪魔」「ストがトラジャをいじめているようにしか見えなかった。高圧的な態度が嫌だって、美 少年ファンの自分でも思った」「ストファンでも、あれはやばいと思った。不快だったし、全く面白くなかったから、あんなことになるならストいらない」と、主にSixTONESへの怒りの声が続出。
こうした批判に対し、SixTONESファンは「ノニジュースについて、『ストがトラジャに飲ませすぎ!』みたいなツイートもあったけど、どこまでが台本かわからないのに、ストが飲ませたって言うのは違うでしょ」「『面白くなかったのはストのせい』って遠回しに言っている人が多くて意地悪だなと思った」「『蓮とビス』のストが面白くなかったとか言われてるけど、こっちからしたらストがいない回の方が死ぬほど面白くなかった」と反論している。
中には、再生回数の高さを持ち出してほかのグループをこき下ろすSixTONESファンの書き込みもあったようで、「ストのファンって、なんで論点すり替えるの?」「スト擁護派が気持ち悪くて鳥肌立つ」と、悪口合戦に発展してしまった。
一方で、実は「蓮とビス」がスタートして以降、アップが遅れがちになっており、「Jr.チャンネル」公式Twitterは7月31日、8月2日~4日と、連日にわたって謝罪していた。編集が間に合わず遅れていたのか不明ながら、視聴者からは「動画の更新が遅れてたのは、慣れないふっかが編集してたから……って考えたら鳥肌立った!」「動画の投稿が遅れていたことすら意味があったとは……やられた! 1話から見直してくる」」と、衝撃を受けている。
確かに凝った演出には見えるが、筆者はこれを絶賛する気にはどうしてもなれない。例えば6話は4日の朝8時にずれ込み、7話が2時間以上遅れた同日午後10時台アップと、かなりスケジュールが乱れていた。多少の誤差ならまだしも、翌日になったり、大幅な時間変更は、楽しみにしているファンに対して失礼ではないかと、引っかかってしまったのだ(演出ではなく、現実的に『Jr.チャンネル』側の作業が追いつかなかった可能性もある)。
また、8月4日にお笑いトリオ・ニブンノゴ!の宮地謙典がTwitterにて「蓮とビス」の原案・脚本を担当したと報告。「大好きなジャニーズのメンバーにお話しをかけるこの幸せたるや!」「メンバー多忙の中、楽しそうにやってくれてます!アドリブかなり多め!」とツイートしたところ、「面白い脚本を書いてくれてありがとうございます」「続編待ってます」といったお礼の言葉が寄せられるうち、「面白くなかったです。応援しているグループのせいで『面白くない』と言われて悲しくなりました」と、否定的なコメントも見受けられた。7話の再生回数は9日時点で33万台。