マツコ、元SMAPよりジャニーズ擁護! 「テレビはキンプリ使いたい」発言の背景にメリー喜多川
マツコ・デラックスによる、元SMAP退所組への“圧力疑惑”を、8月1日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じている。2017年10月、稲垣吾郎が『5時に夢中!』(TOKYO MX)に出演した後、水面下で「月1レギュラー」という話が進んでいたものの、マツコの所属事務所が「稲垣を出すならマツコは降板する」と、MXサイドに申し入れていたのだという。さらに、同誌の直撃に対してマツコは、「ジャニーズ擁護」と取れる発言を繰り返しており、その背景には、某ジャニーズ幹部との“蜜月”関係があるようだ。
先月、公正取引委員会がジャニーズ事務所に対し、「元SMAP退所組3人のテレビ出演を阻止するよう、テレビ局に圧力をかけていたのではないか」とする疑惑をめぐって「注意」を行っていたことがわかった。この件について、マツコは「文春」で「だってテレビ局は(3人を)使いたくないんだもん」と発言。テレビ局サイドの目線として、「あの三人はSMAPにいたからこそチヤホヤされていたんだから」「あの三人を使うんだったら、キンプリ(King&Prince)を使いたいんですよ。分かるでしょう。それがテレビ」などと持論を展開している。
「さらに記事内では、マツコは12年から始まった『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で共演している関ジャニ∞・村上信五からジャニーズ幹部を紹介されたことも書かれている。幹部との関係については『答えようとはしなかった』となっているものの、この幹部というのは明らかに、メリー喜多川副社長のことを指しています」(テレビ局関係者)
マツコとメリー氏の急接近については、SMAPが解散した年の16年頃から、業界関係者の間でもまことしやかにささやかれていたという(既報)。
「一時期は、頻繁に会食をするほどの親密ぶりで、ジャニーズ関係者も『メディア関係者にバレると、癒着だと捉えられかねない』と、ヒヤヒヤしていたと聞いています。しかし、『文春』の直撃に対するマツコのジャニーズ擁護ぶりからしても、当人としては隠す気もなさそうですが」(同)
メリー氏といえば、SMAP解散騒動の“黒幕”としてネット上でバッシングが噴出したためか、ここ最近ではほとんど表には出ることはないと言われる。
「それでも、メリー氏の意向を汲んで動いている人間は、まだ業界内には数多く存在していて、マツコもその“一員”だったということでしょう。直撃に対するコメントは、テレビ局の本音を代弁しているふうですが、その後ろのジャニーズ、またメリー氏を意識していると考えた方が、よほどしっくりいきますよ」(週刊誌記者)
マツコは昨年1月に放送された『宮根とマツコ 新春ミヤネ屋デラックス』(日本テレビ系)で、初めて冠番組を持った時を振り返り「テレビに対して魂を売った。テレビに全てを捧げる人生に、覚悟を持った」などと発言していた。その結果が“ジャニーズとの癒着”だったとすれば、少なからず世間からの失望を買ってしまうのではないだろうか。