コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第468回】
吉本興業の隠蔽、恫喝体質より宮迫の“鬼嫁”を報じる「女性自身」の“弱いものいじめ”
2019/07/23 21:00
ジャニー喜多川社長の逝去で、またしても浮かび上がってきた中居正広の独立問題について「女性セブン」が報じている。中居がジャニー社長の家族葬を欠席したこと、これまで14年続けてきたTBSの五輪関連番組の総合司会が東京五輪では中居から安住紳一郎アナに代わったこと、また『音楽の日』(TBS系)で中居の後輩を見る目が潤んでいたなど、その振る舞いが“最後の奉公”に見えたこと、などなどが紹介されるが、もちろんこれまでの“中居独立推測記事”同様、その決定打はない。
おそらく今後も、何かあるたびに蒸し返されるんだろうな、中居独立説。今回、ジャニー社長の逝去だけでなく、ジャニーズ事務所が元SMAP3人に圧力をかけた疑いで、公正取引委員会から注意を受けたことでも、中居独立の障害がなくなったという報道もあった。マスコミにとって、ネタがなくなったときの中居。独立報道はそんな立ち位置になりつつある。
『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)の制作会社スタッフが撮影スタジオの控え室に隠しカメラを仕込み、女性出演者を盗撮していた。そんなショッキングな記事を「週刊女性」がスクープしている。盗撮があったのは2年ほど前のことで、制作会社もTBSもそれを認めている。記事には『金スマ』ADの過酷な長時間労働や、制作会社の給料の低さなどに大きく誌面を裂き、過酷な労働で魔がさしたのか、なんて解説していたけど、それ、関係ないじゃない。また「週女」はその証拠物でもある盗撮動画を入手しているようだが、どこから流出したのか。取材当時は警察沙汰にはなっていないようだし、気になる。
最終更新:2019/07/23 21:00