30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター

押入れクローゼットを制する整理術! 毎朝、着る服に悩まないワードローブ「33着」の掟

2019/07/22 19:30
伊藤まき

働く女性のワードローブは、ワンクール33着でOK!

 少ないモノで豊かに暮らす「ミニマリズム」というライフスタイルが注目になった2010年、アメリカの人気ブロガー・コートニー・カーバーさんが「プロジェクト333」というタイトルで「洋服の定数化」にチャレンジしました。

 内容は、ワンクール(3カ月)に必要なワードロープを33点のみ厳選するというルールです。外出用のワードロープなので、洋服・靴・アクセサリー・バッグに限ります。この33着から、着回し術を磨くのです。ちなみに、日常的に身につける、アクセサリー・下着・家着・運動着は除きます。この案に賛同した多くのユーチューバーが、コーデ術を動画で紹介しています。驚くほどオシャレなので、『Project 333』と検索して参考にしてみてください。

[まとめ]
「大切なのはカラット数ではなく真の輝き」とは、ココ・シャネルの名言です。ダイヤモンドが手元になくても、数より質を大切にする心がしれます。さらに「シンプルさは、すべてのエレガンスの鍵」と語り、色や装飾を排除したブラックドレスを発表。最後に、終の住処として知られるホテル・リッツのクローゼットに残した洋服は、たった2着のシャネルスーツだった逸話も有名です。自分を高めるスタイルは、数ではないことがわかります。

――次週は、7月22日(月)に更新!


<プロフィール>
伊藤まき(ito maki)
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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最終更新:2020/01/28 13:25
服を減らせば、おしゃれになる
うちで発掘されたのはセクゾのツアーバッグだよ……