暮らし
30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター

押入れクローゼットを制する整理術! 毎朝、着る服に悩まないワードローブ「33着」の掟

2019/07/22 19:30
伊藤まき

赤丸で囲んだゾーンと部屋中にバッグが置かれていました

 部屋中に転がるバッグを数えると、35個も出てきました。なかには、Kさんのお母さまが80年代に買ったという希少なシャネルバッグも発見! 保存状態が良ければ、ヴィンテージブランドとして高値が付くことも珍しくありません。

 しかも、今どきのスクエアデザインです。なのに、押入れの奥でペタンコに型くずれしていました。外国製のレザー商品は、日本の湿度に弱い欠点があります。定期的なメンテナンスをしないと、内側の生地が傷み表面の輝きが失われます。

35個のバッグより、とっておきのシャネルをひとつ

お母さまから譲り受けた、希少なシャネル!

数を持ってしても、圧倒的なトップブランドの魅力には叶いません。そこで、「バッグの半分を現金に変えて、メンテナンス費用へ回そう」と提案。古い型となると本店でのメンテナンスは難しいのですが、手放すつもりがないのなら修理専門店で復活します。(ブランド価値は失われますが、レザーの補色やクレンジングが可能です)。嬉しいことに、Kさんは即行動に移してくれました。その後、シャネルのメンテナンス費用はもちろん、お母さまの宝石も現代風にリメイクしたと嬉しそうに報告が。

 さて、次は洋服の整理に入ります。ここで質問。女性のワードローブは、いくつあれば足りるのでしょうか? 日本には四季があり、トレンドの移り変わりも猛スピードで変わります。数を持てば、「今日着る服」に迷わずに済むのでしょうか? そんな悩みを解決するヒントがあります。

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