郷ひろみの追悼コメントはナシ? ジャニー社長の死去めぐる、ジャニーズとバーニングの対応は……
ジャニー喜多川氏の死去について、ジャニーズ事務所から、所属アイドルたちによる「追悼コメント」が次々と発表されている。また、時代を築いた大物プロデューサーの訃報とあって、所属タレント以外からも多くのお悔やみが寄せられている中、メディア関係者が取り扱いに頭を悩ませているのは、“元ジャニーズ”の存在なのだという。
連日、テレビやスポーツ紙がジャニー氏の死去、またジャニーズ事務所の今後に関するニュースを伝えている状況の中、ある元ジャニーズについての紹介はタブー扱いされているようだ。
「ジャニーズは基本的に、退所者に対して風当たりの強い事務所として知られています。大半の退所者を、現役の“共演NGタレント”に指定していて、場合によっては、メディアに対して『元ジャニーズを出演させないでほしい』と直接要求することも。今回のお悔やみコメントに関しても、1970年代にバーニングプロダクションに移籍した郷ひろみについては、ジャニーズサイドから『お悔やみは紹介しないでほしい』といった通達があったと聞いています」(テレビ局関係者)
郷の退所の理由には、「強引な引き抜きにあった」「家族の希望で」など諸説あるものの、「決して“いい辞め方”ではなかったと言われています」(同)という。
「バーニングサイドもそれは承知しているようで、問い合わせのあったメディアに『郷がコメントする予定はありません』などと応えているといった話も。ジャニーズ、バーニング双方の『阿吽の呼吸』で、こうした措置が取られるようになったようです」(同)
また“元ジャニーズ”をめぐっては、一部からこんなウワサも出ているそうだ。
「すでに退所した元Jr.は、ジャニーさんのお見舞いに行っても、病室に入れなかったと聞きました。本当に『元Jr.だから』という理由だけで入れなかったのか、また、誰の判断でそうなったのかは定かではないものの、本人たちは複雑な気持ちになったのではないでしょうか」(別の元ジャニーズJr.)
ジャニー氏のスタンスは“去る者追わず”で、ジャニーズから離れた元所属タレントに対して、活動の妨害などは決してしなかったとされる。後日開かれるというお別れの会では、ジャニー氏にお世話になった全ての人間が、等しく「お別れ」ができることを祈りたい。