【テラスハウスレビュー】なぜケニーは突然モテ始めたのか? 女子メンバーの心境変化を考察
第2話で、仕事観の違いで「天ぷら事変」なる論争を起こしていた翔平と、女優の春花。二人は今回、翔平の誘いでゴルフの打ちっぱなしに出かけ、帰りにラーメン屋へ。そこで春花が「前に話したとき、すごい全否定しちゃったから傷付いちゃったかなって」と、切り出すと、翔平は「全然大丈夫だよ。仕事の話に限らず、そういう意見をもらえたほうがありがたい」とにこやかに返し、無事に和解した。
その後も、翔平が「今26歳で、役者でバコーンっていく感じもないし、いけるとも思わない」と弱音もこぼすと、春花が「別に無理って決めつけなくてもいいと思う。私も結構、このままやっていけるのかな? って思ったりする。でも人のことはいつも応援したくなっちゃう」と励ますなど、絆は深まった様子だった。
どうも今回の「東京編」メンバーには、明らかな”嫌なヤツ”が不在。「軽井沢編」で繰り広げられたドロドロの人間関係トラブルは、今のところ起こりそうにない。
ケニーがモテ期(第6話)
第6話後半になった途端、ケニーがモテ始めた。女子3人での恋愛トーク中、莉咲子が「ケニーさんといると、めっちゃホッとするんだよね。男の人として見られる人。将来の話とかを唯一できる人かも」と言うと、春花も「流佳はかわいいから最初はすごい見ちゃってたけど、最近やっぱりケニーくんがしゃべってて楽しい。一番今、一緒にいて楽しいなってすごい思う。何か一番男らしく見える」と打ち明けた。
第5話時点では、莉咲子も春花も流佳を好きそうな感じだったのに、何が起こったのだろうか。5~6話で流佳とケニーがしていたことを振り返ってみると、少し謎は解けた。流佳が頻繁に髪形を変え(茶髪を黒髪に→前髪を極わずかにカット→翔平のアドバイスでワックスベタ付けのセンター分け)ていた頃、ケニーはライブで歌声を披露したり、新曲のレコーディングをしたりしていた。やはり女性は、働く男に惹かれるのかもしれない。もしくは「純恋歌」ふうの歌詞も、良い方に働いたのかも。
ケニーを巡る莉咲子と春花の駆け引きに注目したい。