『イッテQ!』2カ月連続で出演者大ケガ! 「スタッフ何やってる?」「改善されてない」と批判
日本テレビ系で放送中のバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』で、ロケを行っていたお笑いコンビ・フォーリンラブのバービーが、“左アキレス腱断裂”の大ケガを負っていたと、同局が6月24日に発表した。これを受け、ネット上では「いい加減“打ち切り”にしたら?」「前から無茶な企画が多い」と、批判の声が噴出している。
「日テレの発表によると、バービーがケガをしたのは、出演者が宴会芸を披露する企画『女芸人一芸合宿』の収録を行っていた時だそう。バービーは踊っている最中、左足に違和感を覚えたため、ロケ終了後に病院を受診したところ、“左アキレス腱断裂”と診断されたようです」(芸能ライター)
同番組では今年5月24日にも、インドでロケを行っていたANZEN漫才・みやぞんが、全治2カ月の“左足首骨折”をしている。この時は、「木の板をジャンプ台にして火の輪をくぐる」という危険なロケでのケガだと発表され、「芸人に無理させすぎ」「いつかもっと大きな事故を起こしそう」と心配の声が上がっていた。
「バービーはすでに都内の病院で手術を受けており、26日は退院予定のようですが、完治までには3カ月ほどかかる見込みのようです。日テレは『ロケに際してはリハーサルも行い本番に臨みましたが、今後は番組制作において、より一層、安全対策に万全を期してまいります』とコメントしていますが、みやぞんがケガをした際も同様のコメントを出していたため、ネット上では『全然改善されてないじゃん』『立て続けにケガ人を出すって、スタッフは何やってるの?』『この調子じゃ、またケガする出演者が出るぞ』と、呆れた声が多く見受けられました」(同)
このような事態を受け、ネット上では「打ち切り」を求める声もあるが、視聴率から見ても、最近の『イッテQ!』には暗雲が立ち込めている。
「長年『イッテQ!』は同時間帯の視聴率1位を記録していたのですが、今月23日の放送では、同番組が平均視聴率17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったのに対し、裏番組の『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)は自己最高の20.7%を記録。今年3月ごろから『イッテQ!』の視聴率が『ポツンと』を下回るようになり、今ではすっかりトップの座を奪われています」(同)
18年には、「週刊文春」(文藝春秋)によって世界の祭りを紹介する人気企画が“ヤラセ”だと報じられ、批判が飛び交った『イッテQ!』。いま迎えているピンチを乗り切るには、芸人任せの体を張った企画を減らし、安全で健全な番組作りをすること以外ないのかもしれない。