『ストロベリーナイト・サーガ』、全話平均6.6%の大爆死……「亀梨和也の存在薄い」と指摘も
フジテレビ系「木曜劇場」枠で6月20日に放送された『ストロベリーナイト・サーガ』の最終回が、平均視聴率7.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。二階堂ふみとKAT-TUN・亀梨和也のダブル主演作だったが、ネット上には最後まで「残念」との声が寄せられていた。
同ドラマは、誉田哲也氏のベストセラー小説「姫川玲子シリーズ」が原作で、2010~13年には竹内結子主演で『ストロベリーナイト』(フジテレビ系)として実写化されている。
「12年放送の連続ドラマは、全話平均15.4%の高視聴率を獲得し、13年には映画版も公開されています。竹内が演じた警部補・姫川玲子役を『ストロベリーナイト・サーガ』で二階堂が引き継ぎ、亀梨は巡査部長・菊田和男役を務めました」(芸能ライター)
『ストロベリーナイト・サーガ』の最終章(第10~11話)は、原作の『ブルーマーダー』(光文社)というエピソードを初めて映像化。最終回では、姫川らが青い仮面の連続殺人鬼“ブルーマーダー”の事件を追う中、その正体が元警察官・木野一政(要潤)だと知らされる。そんな中、ホテルで発砲事件が発生し、現場に向かった姫川は、近くの公園に身を潜めていた木野を発見、確保する……という展開だった。
「視聴率は初回7.8%で発進後、第2~7話まで6%台を推移し、第8話は5.2%に下落。第9~10話は同率の6.2%で、最終回で7.9%と自己ベストを更新したものの、全11話の平均視聴率は6.6%と低空飛行に終わりました。ネット上では、放送開始当初から“竹内版”と比較する声が多く、最終回でも『「ブルーマーダー」の話も、やっぱり竹内版で見たかった』『原作が良いだけに残念……』『今からでも竹内結子主演で放送してくれ!』といった書き込みが散見されました」(同)
一方で、「二階堂の姫川には違和感あったけど、演技力があるから見ていられた」「二階堂の姫川も、見慣れてきたらそこまで悪くはなかった」という評価も。しかし、亀梨については「最後まで存在感が薄かった」「ダブル主演じゃなくて完全に“脇役”だったよね?」「要潤のほうが目立ってた」と指摘されている。
「そもそも、原作では姫川が主人公なので、『ストロベリーナイト』は竹内の単独主演でした。それが『ストロベリーナイト・サーガ』では姫川&菊田のダブル主人公になったため、ネットユーザーの間では『菊田に主人公感はなかったよね』『亀梨くんの出番が少なすぎる……これは主演って言えるのか?』『そもそもダブル主演ってことに無理がある』などと言われ続けていました」(同)
ちなみに同枠は、今年1月期に竹内が主演した『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』も1ケタ台を連発し、全話平均視聴率は6.8%だった。7月からは深田恭子主演で『ルパンの娘』がスタートするが、“ヒット作”となるだろうか……。