高橋一生、『凪のお暇』で“28歳”設定キャラに抜てきされ「38歳なのに」「無理ある」の声
7月期のTBS系金曜午後10時枠で放送される連続ドラマ『凪のお暇』に、高橋一生が出演すると発表された。漫画家・コナリミサト氏による人気原作の実写化で、主演には黒木華が起用されているが、ネットユーザーからは「ドラマへの期待値がどんどん下がっていく」と、悲鳴が上がっている。
「高橋が演じるのは、主人公・大島凪(黒木)の元彼で、仕事はできるが彼女に対して“高圧的”な態度を取ってしまう、我聞慎二というキャラクター。高橋の出演に対して、原作ファンは『役者としては好きだけど、慎二とはイメージが違いすぎる』『凪の配役にガッカリした分、慎二には期待してたのに……』『凪も慎二も原作とかけ離れててショック』と落胆しているようです。ちなみに、凪役が黒木だと発表された際も、ネット上では『イメージとまったく違う』『もっと華のある女優さんに演じてほしかった』と、ブーイングの声が飛び交っていました」(芸能ライター)
また、凪と慎二はともに“28歳”の設定。黒木は現在29歳なので大差ないが、高橋は現在38歳とあって「高橋一生が演じるのはさすがに無理がある。別の俳優がいい」「慎二、老けすぎでしょ。高橋より年下の俳優なんていくらでもいるだろうに」といった指摘も。「これじゃ、ほかのキャストも期待できない」という書き込みも寄せられている。
「高橋がTBS系の連ドラに出演するのは、2017年1月期の火曜午後10時枠で放送された『カルテット』以来約2年ぶり。高橋がブレークするきっかけとなったのも同ドラマですが、18年2月に『フラッシュ』(光文社)で15歳年下の森川葵との熱愛をスクープされた辺りからファン離れが始まり、その後は、18年4月期放送の連ドラ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で主演した田中圭や、同年のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』などに出演した中村倫也に人気を奪われていった印象があります」(同)
そんな流れもあってか、高橋が昨年10月期に主演したフジテレビ系火曜午後9時枠の連ドラ『僕らは奇跡でできている』は、全話平均視聴率6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と大コケ。今年3月には、川口春奈とのダブル主演映画『九月の恋と出会うまで』が公開されたが、初週の映画ランキング(興行通信社調べ)ではトップ10圏外の11位と撃沈している。
「現在、テレ朝系の深夜ドラマ枠『土曜ナイトドラマ』で放送中の高橋主演ドラマ『東京独身男子』も、初回こそ平均5.7%をマークし、同枠では『おっさんずラブ』最終回と並ぶ“歴代最高視聴率”と報じられたものの、その後は大して話題にならず、視聴率も3%台まで落ちています。『凪のお暇』で“高橋一生×TBS”の相性の良さを見せつけられたらいいのですが、ネット上の反応を見るに、放送前から雲行きは怪しいですね」(同)
とはいえ、高橋のファンからは「脇役でこそ輝く!」という意見もあるだけに、ぜひともドラマ版・慎二の役をモノにして、存在感を発揮してほしいものだ。