『ゲーム・オブ・スローンズ』8つのトリビア! IKEA活用の衣装にブッシュの生首、あの人気ミュージシャンも登場
『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン7にカメオ出演したことが大々的に報じられ、注目を集めたエド・シーラン。実は、ほかにもカメオ出演しているミュージシャンがいる。
世界的にファンが多いイギリスのロックバンド「コールドプレイ」のウィル・チャンピオンは、シーズン3で放送された結婚式のドラマーとして登場。暗殺に関わる重要な役どころを演じた。アイスランドのポストロックバンド「シガー・ロス」は、シーズン4で結婚式を盛り上げる音楽隊として出演し、不機嫌な新郎からコインを投げつけられるという仕打ちを受けた。
シーズン4には、北アイルランド人とスコットランド人の混成ロックバンド「スノウ・パトロール」のフロントマン、ギャリー・ライトボディが登場。
シーズン6には、アイルランドのフォークロック・バンド「オブ・モンスターズ・アンド・メン」のメンバーが登場。シーズン5には、米メタルバンド「マストドン」がゲスト出演。ドラマーのブラン・デイラーは、エドがゲスト出演した回にも登場した。
パパラッチ対策で偽シーンを撮影
展開が読めないことで世界中のファンを惹きつけていた『ゲーム・オブ・スローンズ』。「続きが知りたい!」と躍起になる熱狂的なファンも多く、制作陣は撮影の盗撮や台本の流出を強く警戒していた。その対策として、実際には放送しない「偽のシーン」をいくつも撮影。1シーンにつき5時間もかけてまったく異なる3つのシーンを撮影したため、パパラッチたちは翻弄され、実際に使用するシーンを盗撮されることを防げたという。すでに殺されたキャラクターに衣装を着せてシーズン6の撮影をしているところをパパラッチされたこともあったが、放送ではそのキャラクターは登場せず。これも偽シーン撮影だったと見られている。
また、ドローンによる盗撮を警戒して無線信号を妨害する装置も使用を使用し、最終話は役者たちにも内容を知らせず、台本は何パターンも用意。デジタル化された偽の台本は一定の時間が過ぎると自動消滅するなど、ハイテク機器を駆使した『ミッション:インポッシブル』さながらの“スパイ戦”だったようだ。