【テラスハウスレビュー】自称マルチな俳優・翔平、「才能のなさ」が露見した仕事観論争
“イケメンなのに女子と話すと顔が赤くなる”というキャラ付けの最年少20歳の流佳が、最も歳が近い21歳の莉咲子と2人で出かけることになった。入ったパンケーキ店での会話はこちら。
流「コレうまい」
莉「甘い?」
流「うまい」
莉「甘い?」
流「うまい」
莉「甘い?」
流「甘くはない」
なんという無駄な会話だろうか。さらに次のように続く。
莉「これ何でできてんだろうね」
流「プレーンでしょ」
莉「え、プレーンって材料の名前だと思ってる? 小麦粉的なことだと思ってる?」
流「でもプレーンって書いてあるよ」
莉「プレーンってシンプル味ってことじゃなくて?」
流「えっ味付けしてないってこと?」
プレーンの意味を知らずに20年間生きてこられたことに、おめでとうと言いたい。普通であれば引いてしまうおバカさだが、莉咲子には「面白いの。流佳を見てて、笑ってしまうの。私は単純に楽しかった」と好評だった。外見の力を思い知った。
流佳、熱に弱すぎる(第3話)
メガネにマスク姿の流佳が、ベッドにすっぽり入っている。仰向けのまま微動だにせず、ものすごい重病人感が醸し出されている。莉咲子はそんな流佳を心配し、「リンゴ与えてあげようかな」と、リンゴと翔平の作ったおかゆを持って男子部屋へお見舞いに。さらに、わざわざ体温計と風邪薬を買いに出かけるなど、かいがいしく世話を焼いた。
莉咲子に促された流佳が体温を測ってみると、表示されたのは「37.1度」。その振る舞いから想像していたほどの高熱ではない。小学生だって欠席はしないレベルの体温である。しかし、莉咲子は「あるじゃん。普段が35度とかだったら結構あるんじゃん?」と優しく受け止める。改めて外見の力を思い知った。
まだまだ本性が隠されているであろう6人。物語が動き始める今後への期待が高まる。