高視聴率をマークするも、ツッコミの嵐……

『ラジエーションハウス』「本田翼が丸見え」と重要シーンに視聴者からツッコミの声

2019/06/03 20:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』(フジテレビ系)公式サイトより

 6月3日夜9時から第9話が放送される、窪田正孝主演ドラマ『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』(フジテレビ系)。第8話の視聴率は自己最高の13.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマーク。同作はレントゲンやCTを取り扱う「放射線科」を舞台に、患者の病気やケガの根源を見つけ出す放射線技師たちの奮闘を描く。

 第8話では、発作を起こした少女・久美(稲垣来泉)が救急搬送されてくる。MRI検査では二相性急性脳症の特徴的な所見が見られ、入院しての治療を実施することに。一方、放射線科長で医師の鏑木(浅野和之)は、腹部の痛みを訴えて来院した陽子(佐藤めぐみ)に対して虫垂炎と診断。しかし放射線技師の唯織(窪田)が「もう一度検査した方がいい」とその診断を否定したことで鏑木を怒らせてしまう。

 一連のことを鏑木から聞いた杏(本田翼)が、陽子の検査画像を再度確認すると、「虫垂腫瘍」である可能性に気が付く。杏は鏑木の診断を否定しても、患者を優先すべきだといい再検査を行うことにする。検査の結果、陽子は虫垂の中に腫瘍ができる「虫垂腫瘍」であることが判明。この病気は早期発見であれば手術で問題なく治るが、放置すると卵巣や卵管を失う恐れもあるというものだった。

 後日、杏がMRI検査を受ける久美の病室を訪ねると、久美が病室からいなくなっていた。連絡を受けた医師と技師は病院内を探し回り、エレベーターに逃げこむ久美を見つけ出す。久美と一緒にエレベーターに乗った杏だが突然緊急停止し、ほどなくして久美の容態が急変。駆けつけた唯織たちが外から的確に指示を与え、杏が応急措置を施していく。無事にエレベーターから脱出し、久美が救出された直後、杏は気を失いかけ、唯織は体を支える。我に返った杏は「大丈夫です」と気丈に振る舞うのだった。

 久美の容態が安定し、胸をなで下ろす両親や杏たち。一方、早急に腫瘍を摘出しなければ出産が難しくなる陽子は、手術を決意。金銭的な理由から子作りに乗り気でない夫の祐一(板橋駿谷)に、「二人の子どもがほしい」と本心を告白する。すると祐一は、「子どもを産んでくれたら、死ぬ気で幸せにする」と誓い、また「金はなんとかするから安心して手術を受けてほしい」と言い、二人は愛を確かめ合うのだった。


 その頃、放射線科の前を通りかがった杏は、病院長の渚(和久井映見)と放射線技師長の小野寺(遠藤憲一)の会話を聞いてしまい、唯織が医師であることを偶然知ってしまう。これまで的確な行動を見せてきた唯織の姿が脳裏に浮かぶものの、彼女の顔から徐々に表情が消えていき、やがて意識を失ってしまった。

「今回のエピソードで、小野寺の立ち話を偶然聞いた杏が、唯織の正体を知ることになりました。唯織が“医師免許”を持っていることを知っているのは渚と小野寺と二人だけ。誰かに聞かれる可能性がある場所で、重要なことを話し続ける二人に、視聴者も思わず苦笑いしたようで、『本田翼に気が付いて!』『杏が丸見えなのに、重要な話をしていて違和感』『これだけはっきり杏の姿が見えているのに、話し続ける小野寺さんって一体』といった声が相次ぎました」(芸能ライター)

 第9話では、甘春総合病院に大物政治家の安野(中村梅雀)が極秘入院することに。医師・辻村(鈴木伸之)の父親で、麗洋医科大学病院教授の辻村丈介(名高達男)が鏑木に依頼したのだ。安野は政治資金に関するスキャンダルから逃れるため、1週間ほど身を隠したいという。

「次回は安野の主治医に辻村が指名されたことで、視聴者の関心は辻村に集まっているようす。鈴木伸之演じる辻村といえば、これまで医師として活躍するシーンがなかったため、ネット上では『医者として働いている?』という疑問の声が上がっていたものの、ようやくスポットが当たるとのこと。『医者の実力がやっと見られると思ったら、とんでもない患者きちゃったね』『偽装入院ってことは、結局辻村の活躍シーンはないの?』というコメントが飛び交いました」(同)

 ついに辻村が実力を見せる時がくるのだろうか。本当に安野は“偽装入院”なのか、気になるところである。


最終更新:2019/06/03 20:00
フジテレビ系ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」オリジナルサウンドトラック
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