「ウィリアム王子がハゲていく姿はトラウマ」米俳優ロブ・ロウの発言が物議を醸す
英ITV局の朝のバラエティ番組『This Morning』は、このロブの発言を受け、「ウィリアム王子がハゲてはダメなのか?」という議論を展開。抜けるがままに坊主頭になったというラジオ司会者ジェームズ・ウェイルは、「18歳で毛が抜け始めたが、年齢を重ねるにつれ、髪なんて不要だと思うようになった。別に髪から特別な恩恵を受けるわけでもないし。テレビ司会者として仕事もしてたし」と、薄毛で何が悪いと主張。ロブについては「とっととアメリカに帰ってほしい。キモい髪形の大統領がいる国にね。王室を笑いものにするなんて失礼極まりない」と、トランプ米大統領も不自然な髪形であると指摘した。
オーディション番組『Xファクター』出身の歌手で、これまでに7回植毛しているクリストファー・マロニーは、「自分のように精神的な問題で髪が抜け落ちてしまった人は、自信を取り戻すためにも、精神の健康のためにも、植毛はオススメ」とアドバイス。最終的にはジェームズの「王子は、横に残っている毛もすべて剃って、スキンヘッドにすべき」との提案に、出演者一同うなずいていた。
実はウィリアム王子の薄毛について辛辣な発言をしたのは、ロブが初めてではない。歌手ジャスティン・ビーバーが12年、英ティーン誌「Rollacoaster Magazine」のインタビューで、ウィリアム王子の薄毛について言及。「今は予防薬とかあるんでしょう? よく知らないけど、(脱毛を抑止する効果がある)プロペシアを飲めば髪が生えてくるんでしょう?(※) イギリスでは手に入らないの?」と不思議そうに述べ、「失礼な!」「王子の髪の心配より、自分の髪形をどうにかしろ」と大炎上したことがあった。
ロブの失言はアメリカでも知られるところとなり、あきれ果てる人が続出。「恥さらし」「ドラマ『ザ・ホワイトハウス』を、ギャラアップ交渉が決裂して降板したが、髪の毛のために大金が必要だったんだな」「ロブはHair Club(アメリカで有名な男性型脱毛症治療の会社)の顧客なのか?」「ウィリアム王子よりもロブの方が見栄っ張りなのはよくわかった」と、けなす声が上がっている。
現在のウィリアム王子と似たような髪形のエド・ハリス、ジェイソン・ステイサム、ウディ・ハレルソンの名を挙げ、「自分に自信のある男は、ハゲていてもかっこいいものだ」と力強く主張する人もいるが、王子の髪はこれからどうなってしまうのか。3人の子どもに囲まれた幸せそうな顔を見ていると、王子自身は髪形など気にしていないように思えるが……?
※あくまでも脱毛抑制効果薬という位置づけ