コラム
「元極妻」芳子姐さんのつぶやき51
元極妻が解説する「ヤクザの連休」……「刺青全開」河原でBBQ、海外でカジノや賭けゴルフ
2019/05/12 16:00
今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。
■刑務所はヒマで、真珠を入れる者も
皆様、連休はいかがお過ごしでしたか? 私の場合は、子どもたちとオットのお墓参りをしたり、友達と外食したりしているうちに終わってしまいました。まあ例年こんな感じです。
「ヤクザって、連休とか休めるんですか?」
編集者さんから素朴な疑問をいただいたので、今回はヤクザの連休の過ごし方について書かせていただきますね。
なお、最初から脱線してしまいますが、刑務所にいる時は、連休は「あまりありがたくない」そうです。刑務作業も面会もないので、とにかくヒマなんですね。読書や手紙書き、雑談などをしてやり過ごすしかありません。
だから、読書が好きじゃなかったり、手紙を書く相手がいなかったりすると、もうつまんないだけなんですね。こうなると、しかたないから雑談し続けるんですが、もちろん飽きますから、「チン○に真珠を入れてやろう」とか言いだすことになります。
どこの施設にも「ドクターX」とか呼ばれる手術の担当がいて、ロクに消毒もしないで男性器に傷をつけて真珠ならぬ丸く削ったプラスチック(元は歯ブラシの柄など)を埋め込むんですね。こんなの不衛生だし、痛いし、いいことはないですよ。そもそも手術(?)が成功したところで、女性は真珠なんか喜びませんからね。本のタイトルにもありましたね、そういえば(笑)。
なお施設によっては、ゴールデンウィークや9月のシルバーウィークに運動会を企画するところもあるようですが、服役経験の長いオットの元若い衆も「連休はひたすらヒマなので、ロクなことを考えませんでした」と言っていました。