サイゾーウーマンコラムテレビが映さないホストクラブの光景 コラム 【連載】ホス狂いのオンナたち テレビが取り上げない「毎日ホストに通う女」の実態……シャンパンコールの裏にある光景 2019/05/11 19:00 せりな コラムホス狂いのオンナたち 遅れてきた青春の沼に浸っている こうやって講釈をタレているが、いまだに私もそんな「教室」の一員である。最近はゲームではなく原稿を書いている。遅れてきた青春の沼から、かれこれ5年以上、抜け出していない。いや、それはフェアな表現ではないだろう。私は、遅れてきた青春のなかに、肩からどっぷりと浸かっている。そろそろのぼせてもよさそうなものだが、いかんせんぬるま湯であるので、いまだにそんな予感すらない。 歌舞伎町の雑居ビル。財布の諭吉を数えてから、扉を開ける。部活動にしては、やや高くつく。今日も今日とて見知った顔が並び、「おはよう」と声をかける。時間が何時でも、だ。ホストクラブは夢を買う場所だと思っていた、と冒頭の方に書いたが、お金を払う限りは永遠に終わらない平和な放課後も、夢を買っていると言って差し支えないのかもしれない。 さて、ここで冒頭に話は戻ってくる。果たして、ホストクラブの端っこでゲームをしている客は、キラキラのシャンパンコールを浴びる客にとっての「陰」だろうか。お金で買う放課後は、ホストクラブの「闇」だろうか。私は判断しない。そもそも、陰は、突然生まれ落ちるものではないと思う。時間や状況によって、陰は向きを大きく変える。それは結局、太陽の位置次第だ。 せりな 新宿・歌舞伎町の元風俗嬢ライター。『マツコが日本の風俗を紐解く』(日本テレビ系)で、 現役時代のプレイ動画を「徹底した商業主義に支配された風俗嬢」 と勝手に流されたが、 ホストに貢いでいたのであながち間違いではない。その他、デリヘル経営に携わるなど、業界では知られた存在。 現在も夜な夜な歌舞伎町の飲み屋に出没している。 Twitter 【バックナンバー】 第1回:歌舞伎町の元風俗嬢が語る、愛しき“ホス狂い”たち――「滑稽だけど大真面目」な素顔 第2回:担当ホストに月200万円……OLから風俗嬢になった女が駆け上がった「ホス狂い」の階段 第3回:容姿や年齢より「使った金額」! ホス狂いたちが繰り広げる、担当ホストのエースをめぐる闘争 第4回:Twitterで「担当ホストの本命彼女」を暴露!! ホス狂い界隈を絶望させた“ある女の復讐劇” 第5回:ホストに月200万円使う女は、どんな接客を受けるのか? 究極の接客「本営」の実態 第6回:ホストにハマる女は「まじめ」になる。引きこもり風俗嬢が出会った「ホスト・コミュニティ」 前のページ123 最終更新:2019/10/24 18:45 楽天 ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ“完全版”公式ガイドブック テレビはキラキラとギラギラが大好きだから 関連記事 関西ジャニーズJr.、退所と同時に「ホスト」転身発覚! 「Jr.の名を汚すな」と賛否両論『ザ・ノンフィクション』42歳ホスト・伯爵、売り上げランキングに返り咲くまで――「もう一度、輝きたくて」「年収5,000万円、ホストで豪遊」の“タレント女医”脇坂英理子、執行猶予中の今を直撃!坂口杏里とタレント医師・脇坂英理子が奪い合ったナンバーワンホストの魅力とは?タイ人ホストに貢いだ山辺節子に共感する日本人女性「私も家を買ってあげたかも」 次の記事 『俺スカ』永瀬廉の涙が謎すぎる >