サイゾーウーマン男性アイドルSTARTO(旧ジャニーズ)ジャニーズツッコミ道場『少年たち』ネタバレレビュー 男性アイドル [ジャニーズツッコミ道場] 「ジャニーここにあり」を強く印象付ける、映画『少年たち』の果てしない不思議と狂気【ネタバレ】 2019/04/22 14:39 南山ヒロミ ジャニー喜多川ジャニーズツッコミ道場 狂気慣れしたジャニオタの感性 極めつけは、5年後に刑務所跡地に作られたホテルでのショー。現在お気に入りのHiHi Jetsや美 少年、少年忍者たちは、ここで初めて登場する。このシーンだけが急に浮き立つほどクリアで美しい高画質になるのもおかしいし、なぜか何度も大写しになるのがHiHi Jets・猪狩蒼弥というのも味わい深い。 ちなみに、SixTONESとSnow Manの面々は「出所」して、ショーを見に来ているという設定だ。実際のジャニーズ事務所でも、タッキー管轄になったSixTONESやSnow Man、Travis JapanなどのJr.はジャニー管轄から卒業=「出所」した形になっている。つまり、この映画が実質、彼らのジャニー管轄からの卒業式であり、刑務所からの出所が描くものは「ジャニー=刑務所」からの出所ということなのか。 さらに怖いのは、一時的に日本へ遊びに来ていた間、唐突にプッシュされまくったキャメロンが、映画のクライマックスでソロを歌い上げたことと、最終カットの集合写真ではメインキャストたちを差し置いて、キャメロン+ヴァサイエガ渉+ブランデンが“どセンター”を占めていたこと。おそらく、彼らこそジャニーさんが未来を託す子どもたちで、「2020年構想」の中心なのだろう。 それにしても感心せずにいられなかったのは、こんな随所に狂気と笑いが散りばめられている映画を、ファンは笑いもせず、ざわつきもしないこと。応援上映ではツッコミの声があちこちから飛んだようだが、一般上映では、慎み深く静かに鑑賞する。そんな狂気慣れしたジャニオタの感性というか耐性は、すでに高いステージに到達していることを確信した映画だった。 (南山ヒロミ) 前のページ123 最終更新:2019/04/22 14:39 楽天 FREECELL vol.27 SixTONES『映画 少年たち』表紙巻頭 12ページ、写真家・須藤絢乃による赤房メモリアル撮りおろし! & SixTONESによる『映画 少年たち』各キャラ解説座談会 令和もジャニオタとして生きるための洗礼 関連記事 なにわ男子の“無臭さ”と、ジャニーズJr.新トリオに香る“ジャニーさん臭”に思うことジャニーズJr.、主流化する「タッキー国」と弱まる「ジャニーさん国」に覚える不安ジャニーズJr.の北川拓実と「5忍者」に燃え上がる、ジャニーさんの舞台への情熱元・東京B少年、あわや「SEX美少年」だった!? 「美 少年」改名と“ジャニーさんの暴走”ジャニーさん大暴走、スペオキ候補の9歳児を「美 少年」で露骨にプッシュ【Jr.チャンネル週報】 次の記事 関ジャニ∞・錦戸、後輩の態度に不満 >