山下智久『インハンド』放送開始も……ジャニーズ内部で「独立」を不安視される裏側
山下智久主演の連続ドラマ『インハンド』(TBS系)が、きょう4月12日にスタートする。前主演作『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)に続き、高視聴率が見込まれている期待作だというが、ジャニーズ事務所関係者は山下について「いつ独立されてもおかしくない」と、ヒヤヒヤしているそうだ。
山下と言えば、藤島ジュリー景子副社長管轄のNEWSの一員としてデビューしたものの、途中で脱退し、元SMAPチーフマネジャー・飯島三智氏の派閥へと“鞍替え”。しかし16年、飯島氏の退社後、再びジュリー派に返り咲き、「その様子はまるで風見鶏のようだった」(芸能ライター)という。
「山下は飯島氏の退社後、もはやジャニーズに席は残っていないものと思われましたが、2017年の『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)でKAT-TUN・亀梨和也と共演。その後はレコード会社も移籍し、CDリリースやツアーも可能となった上に、『コード・ブルー』では瀕死状態だった月9枠を復活させています」(スポーツ紙記者)
不死鳥のような復活劇を見せた山下だが、14年には、今後の芸能人生を揺るがしかねない、ある事件を起こしていた。
「六本木・スマホ強奪事件です。山下は関ジャニ∞・錦戸亮、当時すでにジャニーズを退所していた赤西仁とともに、一般人カップルとイザコザを起こし、その一部始終を撮影した女性のスマホを奪ったため、被害届を提出されてしまいました。その後、各メディアでこの件が取り上げられ、最終的に山下が、器物損壊容疑で書類送検されています」(同)
山下はその後、主演映画『近キョリ恋愛』の舞台挨拶で騒動の謝罪をしているが、当時のマネジメント担当・飯島氏に近い関係者の間では、山下は「錦戸の“身代わり”にされた」と言われているという。
「本来、警察沙汰になるはずだったのは、山下ではなく錦戸の方だったとささやかれているんです。被害者となったカップルは『週刊ポスト』(小学館)のインタビューで、最初に女性のスマホを取り上げたのは山下だったが、最終的に誰が持ち去ったのかはわからないままと証言している。また、後日警察から返却すると打診があったそのスマホは、『赤西が届けたもの』という説明を受けたとも話しています」(元ジャニーズ関係者)
ファンに直接謝罪した山下に対して、錦戸は表向き、一切お咎めなしだったが……。
「ジュリー側が山下の“出戻り”を容認したのは、『過去に罪をかぶってくれた』ことへの見返りだろうと、飯島氏の関係者は皆考えているそうです。とは言っても、山下としては納得のいかない部分も大きいでしょうし、だから事務所内部で、『いつ抜けると言い出してもおかしくない』と見られているのでしょう」(同)
山下はこのままジャニーズタレントとして活躍していくのだろうか。