サイゾーウーマンカルチャーインタビューマッチングアプリの落とし穴! カルチャー インタビュー 「Tinder」「Pairs」マッチングアプリの落とし穴! 「街中で『これ君だよね?』」恐怖の一幕も 2019/03/16 19:00 サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman) インタビュー 突然切られる……人間不信に陥るようなトラブルも Pairs公式サイトより しかし、そんなマッチングアプリにも落とし穴があるという。アプリ上でのやりとりだけでも、さまざまなトラブルが発生しているようだ。 「アプリ上のプロフィール写真を、SNSと同じものにしていたところ、相手とのやりとりの中で、『君のSNSアカウントってこれだよね?』『住所近いね』とメッセージがきて、怖い思いをしたという人の話を聞きました。また、GPS機能付きで近くの人と出会えるアプリを使っていたら、家の近所でユーザーと何度もすれ違い、街中で『これ君だよね?』と声をかけられたケースも」 ネットでは、マッチングアプリ上で、相手から暴言を吐かれたといったトラブルも目にするが、「『Tinder』のような顔だけで相手を判断するようなアプリのユーザーは、軽い気持ちかつ相手の体目的という人も多く、ネットに対するスタンスがかなりゆるいので、そういったトラブルが起こりやすいのではないでしょうか」という。ほかにも、「いい感じでやりとりをしていたのに、突然切られてしまうなど、マッチングアプリで人間不信になりそうになったという話も聞きますね。人を人と思わないようなユーザーも中にはいるようです」。 実際に会ってからだと、さらに多くのトラブル事例があるそうだ。昨年3月に起こった「大阪民泊バラバラ殺人」もその一つで、加害者と被害者が最初に知り合ったのが「Tinder」だったと報じられている。 「先日、婚活アプリで知り合った複数の女性から現金を騙し取った男性が逮捕される事件もありましたね。また、マルチ商法やネットワークビジネスなどを紹介されたというケースも多く、最初は会話が盛り上がっていたのに、突然風向きが変わり、“別の会”に誘われたりするそうです。それから、婚活目的で会ってみたら、実は既婚で子どもがいたことが後から発覚したり、職業や年収がウソだったりという話もよく聞きます。先ほど、マッチングアプリは、本気度によって使い分けることができると言いましたが、婚活アプリなのに体目的のユーザーが混じっているといったことも珍しくないようです」 ほかにも、プロフィール写真詐欺は頻繁にあるそうで、「若い頃の写真ならまだしも、まったく別人の写真を使っているユーザーも。顔だけで相手を判断するようなアプリでマッチングして、実際に会ってみたら、びっくりしてしまいますよね。日本ではあまり知られていない、台湾や中国のアイドルの顔写真を使うユーザーもいるようです。アプリ側がユーザーの本人確認をしても、顔までは確認できないこともあるので、そういったことが起こるのでしょう」。 次のページ 個人情報を渡しすぎてはいけない 前のページ123次のページ セブンネット 『40代ご無沙汰女子の、ざんねんな婚活 婚活して初めて気づいた、人生において大切な17のこと』 関連記事 メルカリ、ラクマ……フリマアプリで「もしかして詐欺?」「逆に損した」失敗エピソードを100人調査メルカリで「大損」「精神消耗」も? “フリマアプリの落とし穴”をITジャーナリストが解説主婦やジャニオタもターゲットに? 被害急増の「メールレディー詐欺」の実態とは?メルカリ、トラブル急増の舞台ウラを「詐欺被害緊急ホットライン」に聞く!「港区の高級マンション」なのにクソ物件!? 素人が見落としがちな“貸主”という落とし穴