「可愛かったあの子が」と『イノセンス 冤罪弁護士』元子役・須賀健太の悪役ぶりに悲鳴続出
3月2日夜10時から第7話が放送される、坂口健太郎主演ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』(日本テレビ系)。視聴率は第5話9.0%から第6話9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とアップして自己最高タイを記録した。同作は“冤罪”を題材にしたヒューマン・リーガル・エンターテインメントで、若き弁護士・黒川拓(坂口)が弱き人々を救おうと奔走する姿を描く。
第6話では拓のもとに、樽前裕也(須賀健太)にかけられた冤罪を晴らしてほしいとの依頼が。大学時代からの悪友・新島彰(松本卓也)を射殺したとして逮捕され、裕也の部屋からは殺傷能力を持つ改造エアガンが発見されていた。態度も悪く“クロ”に近い印象だが容疑を否認しており、樽前家の使用人・有珠田(吹越満)も、裕也は部屋でベースを弾いていたとアリバイを語る。
その頃、新島の母親を名乗る女が弁護士事務所に現れ、裕也の弁護をやめるよう要求。拓は要求を受け流し、近所の住人へ聞き込みを行うが、裕也の演奏音を聞いた人がおらずアリバイを証明できない。さらに、パラリーガル・穂香(趣里)の息子・晴斗が誘拐されてしまう。事件から手を引かなければ、「晴斗の命はない」と脅迫メールが届き決断を迫られる拓たち。
脅迫はエスカレートするものの、拓たちは粘り強く調査を続け、裕也の演奏音を偶然収録していた映像を入手する。さらに工事の音を耳にした拓は、住民たちの証言を覆す大きなヒントへたどり着く。公判で拓が示したのは、低い音よりも高い音の方がより聞こえる「聴覚特性」という特殊な条件。裕也のベース音よりも、近所の工事現場から響いていた高周波の騒音が住民たちの耳に届いていたというのだ。
裁判が進むなか、晴斗を誘拐した容疑で有珠田の元妻・丸山依子(山下容莉枝)が警察に逮捕される。2人には新島を主犯とした裕也たちの性暴力によって、娘を自殺に追い込まれた辛い過去が。この一件から、有珠田と丸山は復讐に身を投じたのだった。真相を知った裕也は有珠田を罵倒。そんな裕也を弁護しなければならない拓は、悔しさを滲ませつつ、彼にかけられた殺人容疑についてのみ、無罪を主張するのだった。
「今回は裕也を演じた元子役の俳優、須賀健太が視聴者の目を引きつけました。裕也は演奏による近所迷惑もまったく気に留めておらず、性犯罪の過去が明らかになっても法廷で悪態をつく始末。あまりの“悪役”ぶりに、視聴者から『可愛かった健太くんがいつの間にかとんでもないクズ男に……』『憎たらしすぎて最後まで須賀健太って気づかなかった!』『金髪ヤンキーが須賀君と知って成長ぶりに驚くばかり』といった声が相次ぎました」(芸能ライター)
第7話で拓と楓(川口春奈)は、資産家・乗鞍(団時朗)を殺害したと疑われている若妻・満里奈(川島海荷)の弁護を担当することに。満里奈は乗鞍が練炭による一酸化炭素中毒で、無理心中を図ったと供述。自らも病院に搬送されていたが、彼女が事前に練炭を買っていたことなどから殺人を疑われていたのだ。
「次回はゲスト出演で女優・川島海荷が疑惑の未亡人役に挑戦。意外なキャスティングにネット上では、『ウソだろ? 海荷ちゃんが罪を犯すなんて間違いに決まってる!』『川島海荷の悪女役なんて全く想像がつかん……』と驚きの声が広まっています」(同)
満里奈は練炭による自殺の偽装を行ったのか? 拓の名推理に期待しよう。