犬の顔が股間チャックから……『志村けんのだいじょうぶだぁ』のコントが「動物虐待」と炎上
2月27日に放送された『志村けんのだいじょうぶだぁ 春一番爆笑スペシャル』(フジテレビ系)のあるコント内容について、一部ネットユーザーから「動物虐待ではないのか?」と指摘されている。
「同番組は、志村けんの冠バラエティーで、1987~93年のレギュラー放送終了後、2007年以降は単発の特番として不定期放送されています。今回問題視されたのは、小型犬を起用したコント。志村が“ペット禁止のマンション”に小型犬を持ち込むために画策する……といった内容でしたが、マンションの管理人役のダチョウ倶楽部・肥後克広と言い争うようなやりとりが繰り広げられた時点で、『大声でしゃべるから、犬が怯えてるように見える』『犬が可哀想で見てられない』と感じる視聴者が続出したんです」(芸能ライター)
また、志村が小型犬をズボンの中に隠し、股間部分のチャックから犬の顔を出すという姿には、「笑えないどころか、かなり不快。動物虐待じゃないの?」「これのどこが面白いと思ってやってるんだろう? 生き物で遊ばないで!」などと批判が飛び交った。
「志村は現在、動物バラエティー番組『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)に出演しており、愛犬家としても知られているだけに、ネット上には『愛犬家がこんなふざけたことするなんて信じられない』とショックが広がっています。そもそも『志村どうぶつ園』についても、以前から『お涙頂戴な感じが嫌い』『動物を視聴率のための道具だと思ってるのでは?』といった見方があるようです」(テレビ局関係者)
18年9月に終了した動物バラエティー『トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!』(TBS系)は、ネット上で“虐待”が取り沙汰された末に「打ち切りになったのではないか」と言われている。
「同番組では昨年、子どもが飼い猫のしっぽを掴む様子や、デヴィ夫人が一般男性の飼い犬を散歩させる際にお尻を叩く姿を放送し、その都度ネット上で『虐待にしか見えない』と、物議を醸していた。その結果、番組の視聴率は決して悪くなかったのに、突如打ち切りとなり、ネット上で『視聴者からの苦情が多かったのではないか』と言われるようになったんです」(同)
動物虐待を思わせる番組は、バラエティーだろうがコントだろうが笑えない。 テレビ局関係者には、そのことを重々わかった上で、番組制作に取り組んでほしいものだ。