サイゾーウーマン芸能テレビ問題だらけ、年間“最低”テレビ局は 芸能 フジのある意味優秀ぶり BPO審議、動物虐待、撮影地詐称ら不祥事6連発! 年間“最低” テレビ局は? 2013/12/24 11:45 フジテレビテレビ朝日TBS日本テレビ フジテレビ公式サイトより ヤラセが発覚し番組が打ち切りとなった『ほこ×たて』(フジテレビ系)や、みのもんたの次男の逮捕、テレビ朝日プロデューサーの1億4,000万円着服など、今年はテレビにまつわる不祥事が多かった。目下、テレビ業界は年間視聴率3冠王の座をめぐり、日本テレビとテレビ朝日がデッドヒートを繰り広げているところだが、ここでは各局の不祥事を振り返りながら「年間不祥事王」を探っていく。 ■第3位 テレビ朝日(不祥事1件) 【『銭形金太郎』プロデューサー1億円着服】 11月 『銭形金太郎』などを手がけたテレビ朝日の男性プロデューサーが制作会社らに架空の業務代金を請求させるなどして、約1億4,100万円を着服したとして懲戒解雇された。キャバクラでの豪遊、ファンだった女優を担当番組に出演させ、それがきっかけで交際に……昔カタギのプロデューサーがまだいたのだった。 ■第2位 日本テレビ(不祥事4件) 【山岸舞彩セクハラプロデューサー更迭】 6月、『NEWS ZERO』の男性プロデューサーが4月に新加入したばかりの番組キャスター・山岸舞彩や女性スタッフらにセクハラと受け取られる行為をしたとして、1日付けで更迭された。しかし山岸自身はセクハラを否定。鳴り物入りで加入した山岸キャスターだが、アナウンサーでも事足りる役割に存在価値が問われているという。 【『恋のから騒ぎ』プロデューサー逮捕】 8月、『恋のから騒ぎ』でプロデューサーを務めた同社社員の男性が、港区のホテルで19歳の知人女性を押し倒し、無理やり胸を触ったりキスをしたとして強制わいせつ容疑で逮捕された。その後、被害届が取り下げられたため、不起訴処分となった。後日談として、元プロデューサーのこの男性は、『恋から』時代にお世話になった明石家さんまの楽屋に、反省の意味を込めて囚人服で詫びに訪問。菅賢治制作局長代理らが「何やってんだ」と激怒する緊迫した空気の中、さんま自身は菅局長をとりなすように「(その服装)いいねぇ」と言ったという。 【スポーツ局ディレクター逮捕】 9月、スポーツ局所属の男性ディレクターが窃盗未遂容疑で逮捕された。それがみのもんたの次男であったことからさらに騒ぎが大きくなり、非難の矛先は父親であるみのへ。みのは『朝ズバッ!』と『サタデーずばッと』(いずれもTBS系)を降板した。 【番組スタッフ重傷】 12月、千葉県でバラエティー番組の収録中に、 美術スタッフの女性が、倒れてきたセットの壁に当たって腰の骨を折るなどの重傷を負った。 セットのラーメン店の壁4枚が倒れるシーンを撮影した際、1枚が倒れなかったため、 倒す作業をしていたところ、逃げ遅れたという。 ■第1位 フジテレビ(不祥事6件) 【『笑っていいとも!』で非難殺到】 2月、『笑っていいとも!』の全曜日対抗のミニゲーム「曜日対抗いいともCUP」で 「もうすぐひな祭り!ひな人形を倒センス」というゲームが行われた。「扇子を投げ てひな人形を倒す」ことに非難殺到、28日の放送からは「もうすぐひな祭り ナイス なセンスで倒センス」というタイトルになり、ひな人形を模したものではなくただ点数 が書かれたプレートに変更されて行われた。 【経費不正利用疑惑、長谷川豊アナ退社】 4月、滞在関連費不正利用疑惑の長谷川豊アナウンサーが退社。長谷川元アナ自身は「横領ではない」とフジテレビに猛烈反撃。現在もMXテレビなどで活躍している。 【『カスペ!』で外タレ経歴詐称】 7月、スペシャル番組『カスペ!』で、大手スーパー「コストコ」役員の息子として紹介された外国人タレントが、同社から指摘があって調べたところ、コストコとはまったく の無関係であることがわかった。フジテレビは、コストコ役員の息子だということは制作サイドが何度も所属事務所に確認した上で収録したものだ、と釈明した。 【『FNS27時間テレビ』BPO審議入り】 8月、『FNS27時間テレビ』内で加藤浩次がAKB48・渡辺麻友の頭部に蹴りを入れる場面があり、放送倫理・番組向上機構(BPO)の青少年委員会は審議の対象にすることを決定。10月、委員会の考えを公表することでこの審議は終了した。 【『風の見た自然たち』で撮影地詐称】 10月、BSフジのミニ番組『風の見た自然たち』で、高知県四万十市で撮影されたとしたカワセミの映像の一部が、東京都葛飾区の都立水元公園で撮影されていたことが発覚。30日放送で謝罪し、番組は打ち切り。 【『ほこ×たて』でヤラセ&動物虐待】 11月、『ほこ×たて』でヤラセと動物虐待が発覚。同番組は打ち切りとなった。 ということで、年間不祥事王は皮肉にも視聴率王の争いから脱落しているフジテレビであった。フジとしては、番組制作における問題点があぶり出された1年となっただろう。ここに挙げられなかったTBSも、みのもんたのセクハラ騒動という衝撃の不祥事がある。各局通して、来年は不祥事が減少しているといいのが、果たしてどんな1年になるだろうか。 最終更新:2013/12/24 11:45 Amazon 『人生で大切なことは全部フジテレビで学んだ ~『笑う犬』プロデューサーの履歴書~』 TBSも大概でしょうに 関連記事 『ほこ×たて』ヤラセ発覚! 優良番組に自ら泥を塗った、フジの視聴率至上主義日テレがフジを抜いて年間視聴率三冠王達成! 大みそかのフジはテレ東以下!?止まらないヤラセ告発で、人気の大家族シリーズがテレビから消える!?ダウンタウン新番組、打ち切り『リンカーン』より低視聴率で笑えない惨況年末に腕相撲5時間半生放送の暴挙! 爆死確実のフジ特番にほくそ笑む“身内” 次の記事 A.B.C-Z塚田、泳げない理由は筋肉? >