ジャニーズJr.「美 少年」、木の実ナナが「女」を発揮し夢中になった浮所飛貴という少年
『裸の少年』(テレビ朝日系)2月16日放送分で、衝撃の展開があった。そもそもの発端は、前週9日放送分の次回予告。
ジャニーズJr.「美 少年」の藤井直樹、浮所飛貴、佐藤龍我の3人の出演で、ゲストは大御所女優・木の実ナナである。短い予告の中で、木の実ナナは藤井と浮所と手をつないで歩き、飲食店内で興奮した様子を見せつつ、浮所の腕をつかんでしなだれかかっていた。
この予告だけで「お、おう……」と圧倒されてしまった。御年72歳の大女優でありつつ、まだ「美 少年」という言葉の似合う齢の男子たちにグイグイ食いつくお達者ぶり。しかも、3人の中で特に浮所を気に入っているらしいことも、短時間の予告だけで十分にわかった。
この浮所というセレクトに、大女優が今も「おばあちゃん」ではなく立派に「女」なのだということも感じられた。すごいなあ、と感心するとともに、大丈夫かなあ、とちょっと不安にもなる。短い予告だけでも、あんなに浮所にベッタリで、やりたい放題だったのだから、本編はさらにすごいのではないかと期待や不安が高まる。と思ったら、案の定、この予告映像はファンの間で物議を醸していたらしく、16日放送分の内容に注目が集まっていた。
さて、16日放送分に話を戻そう。この日は、木の実が40年以上住んでいるという下北沢グルメを案内してくれた。サムギョプサルも肉巻きおにぎりも、うどんも、どれもおいしそう。それはともかくとして、本編では、予告編で流れた藤井・浮所との手つなぎシーンのほか、木の実の上着を持ってあげる浮所や、体をいたわって背中に手を添えてあげる藤井などの優しい姿が見られた。
しかし、どんな状況でそうなったのか不明だった、注目の「浮所にしなだれかかるシーン」は、なぜかカットに。それで尺が足りなくなったのか、替わりに過去の放送回がダイジェストで数本分放送された。まるで不祥事で逮捕された芸能人が映り込んでしまったシーンを慌ててカットしたかのような対応ではないか。
おそらく件のシーンについてファンからの非難・批判・苦情が多数あり、そうした声を配慮して、一部「お蔵入り」になったのだろう。しかし、予告編で流れたものが本編でカットされてしまうと、余計に「なぜそんな状況になっていたのか」が気になるものである。さらに、放送されていない、もっとすごいものがあったんじゃないかとすら思えてくる。