「坂口健太郎ズル賢いな」『イノセンス 冤罪弁護士』利用された川口春奈に同情の声続出
2月16日夜10時から第5話が放送される、坂口健太郎主演ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』(日本テレビ系)。視聴率は第1話8.3%、第2話8.7%、第3話9.4%と上昇していたが、第4話は8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と初のダウンになった。同作は“冤罪”を題材にしたヒューマンリーガルエンタテイメントで、若き弁護士・黒川拓(坂口)が弱き人々を救おうと奔走する姿を描く。
第4話で拓と同僚弁護士・楓(川口春奈)が弁護するのは、殺人容疑で逮捕された小笠原奈美(ともさかりえ)。旅先の海岸で後輩・姫島理沙(入山法子)を殺害したとされるも、奈美は容疑を否認。職場でも2人の関係は良かったという証言が相次ぐ。
拓は理沙の手のひらに残った傷が気になるものの、ほかに手がかりは得られない。そんななか、楓は拓から実家での食事に誘われ、抵抗する間もなく食卓を囲むハメに。拓の父親といえばエリート検察官の真(草刈正雄)であり、楓は突然のことに戸惑うばかり。さらに拓と真は犯罪者に対する考えが真逆で、すぐに食卓は重い空気に包まれてしまった。
捜査の結果、奈美による上司へのストーカー行為が判明し、彼女は結婚という幸せを掴んだ理沙が憎かったと拓に明かす。奈美は2人の“友情の証”であるペンダントも、理沙の目の前で海に投げ捨てていた。窮地に立たされた拓だったが、科学者・恭一郎(藤木直人)の言葉をヒントに、波を起こすプールで大がかりな検証を進めていく。
裁判に挑んだ拓は、特殊な海底の地形から発生する“逆潜流”に理沙がさらわれて溺死したと推測。理沙はペンダントを探すため海に入り、発見した直後に波に飲まれたというのだ。手のひらの傷は、流される際ペンダントを強く握ったために残ったもので、ペンダントの形状とも一致すると証明。検証によって得られた結果が採用され、奈美の冤罪は見事晴らされたのだった。
「今回のエピソードでは、絶縁状態であるはずの拓と真が、突然食事を共にする流れとなりました。拓の母・麗(榊原郁恵)もいるとはいえ気まずくなるのは必至で、少しでもまぎらわそうと拓が楓を利用したのは明らか。視聴者からも『なにげに拓ちゃんズル賢いな』『楓、完全に巻き込まれ事故で可哀想』『こんな空気私だってイヤだわ(笑)』といった声が相次いでいます」(芸能ライター)
第5話で拓と楓は、名門フェンシング部顧問・高松洋介(豊原功補)から依頼を受ける。剣で突いたエース選手・藤里(清水尋也)が心停止を起こしたことで、在宅起訴されたというのだ。藤里は一命こそ取り留めたものの、現在も自宅で療養中。藤里の話を聞くため自宅へと向かった拓たちは、母親から門前払いされてしまう。
「次回はフェンシング部の事件と並行して、楓の過去にもスポットが当てられるようです。彼女は拓に強く当たる場面が多く、視聴者には不評のキャラクター。予告映像には楓が男性にパンチを繰り出すシーンがあり、ネット上で『口うるさいキャラだけど、相応の理由があるのかな?』『そろそろ楓ちゃんの活躍が見たい!』と期待の声が上っています」(同)
拓の活躍とともに、楓がどのような過去を抱えているのか注目しよう。