木村拓哉、「演技がわざとらしい」「計算高い」と大御所が『マスカレード・ホテル』バッサリ
木村拓哉主演の映画『マスカレード・ホテル』が、1月18日に全国349スクリーンで公開初日を迎えた。映画情報サイト「映画.com」の記事によれば、「この日の観客動員に加え週末の座席予約数から推測すると、興行収入30億円を狙える大ヒットスタート(配給・東宝調べ)」を切ったという。作品の封切りまで、木村はテレビやラジオ、雑誌などに数多く登場し、同作をPR。その甲斐あって客入りと評判は上々のようだが、ジャニーズ事務所の先輩・近藤真彦による感想は、思いもよらず辛らつなようだ。
同作は小説家・東野圭吾氏のベストセラー小説が原作。木村は、連続殺人事件の新たな犯行現場になると目された、一流ホテルに潜入捜査するエリート刑事・新田浩介を熱演。新田の指導係である優秀なホテルマン役は、長澤まさみが務めている。
同作のプロモーション活動に勤しむ木村は、近藤がパーソナリティを務めるラジオ番組『COME ON! ROCKIN’ ROAD』(FM COCOLO)にマンスリーゲストで登場。1月20日放送回では、同作を見た近藤が、興奮気味に持論を披露した。
映画を見た夜、夢に木村が現れて「ワンシーン、ワンシーンね、顔の表情変えてるの、わかってくれました?」と映画の感想を求められたという近藤は、「1カット、1カット大切に、計算して撮ってるな感がスゴく見えたのよ。だから、そのこだわりを俺に伝えたいんだなっていうのが夢に出てきちゃって」と自己分析。
そもそも、木村に対して「こだわりの(強い)男」とのイメージがあるという近藤。木村の演技に思うところがあったようで、登場シーンについて「わざとらしい」とズバリ指摘した。
「最初出てきて、髪の毛グシャグシャで、髭面で出てくるじゃん。刑事の役で。その時にパッて(ホテルマン仕様に)変わるじゃん。もう、あの出てきた瞬間に『あ、キレイになるんだろうな。コイツ』って思ったんだ。わざとらしいんだもん! あの汚さが、なんか」
木村が笑いつつ、「だって監督にやれって言われたんですもん!」と言い返すと、「いや、わかるけど。あのパッてキレイになるのはさ、『か~! 木村やっぱ狙ってるわ、これ』と思った」と断言。