「山崎ケイを祭り上げるのはちょっと……」『人生が楽しくなる幸せの法則』1話、厳しい声続出のワケ
1月17日夜11時59分から第2話が放送される、夏菜主演の『人生が楽しくなる幸せの法則』(日本テレビ系)。放送前から何かと話題になっていた作品だが、第1話の視聴率は3.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。
同ドラマは、お笑い芸人・山崎ケイの『ちょうどいいブスのススメ』(主婦の友社)が原作。人生に生きづらさを感じている女子の前に、“ちょうどいいブスの神様(山崎ケイ)”が現れる物語だ。自己表現がヘタな女子・中川彩香(夏菜)、融通の利かない頑固女子・木原里琴(高橋メアリージュン)、噂話が好きなぽっちゃり系女子・皆本佳恵(小林きな子)の3人が、ちょうどいいブスの神様に導かれ、自分を変えようと奮闘していく。
第1話では、彩香たちの日常と、ちょうどいいブスの神様との出会いが描かれた。ジャストライト物産の総務部に所属している彩香は、人目を気にしてばかりいて、思ったことを口にできない性格。そのため、憧れの営業企画部の佐久間涼太(和田琢磨)からも名前を間違えられてしまうほど存在感が薄く、冴えない生活を送っていた。
そんなある日、総務部の社員たちによる飲み会が開かれ、彩香がいつものように雑用をこなしていると、そこに営業企画部の面々が登場。涼太の姿を見た彩香は心の中でガッツポーズするも、声をかけることはできなかった。そして、2次会に誘われることもなく飲み会は終了。彩香は、2次会に参加しない里琴や佳恵と共に帰っていると、空に光る流れ星を発見する。3人は思い思いの願い事を胸に手を合わせたが、「その願い事、無理じゃないかなぁ」と謎の声が聞こえ、瞬く間に光に飲まれてしまう。
目を開けた3人の前に立っていたのは、自称・ちょうどいいブスの神様。神様は3人の本音や欠点を的確に指摘し、「今のままだと、この先幸せな人生を送れないでしょう」と忠告した。最初は反発していた3人だが、図星を突かれたことが気にかかり、翌日から自分の人生を見直すように。そして、“ブス”と指摘された自分の欠点を克服するため、神様に助けを求めることを決意するのだった。
「原作者が神様役で登場したことについて、視聴者からは『神様のシーンだけなんか冷めた』『原作者を神に祭り上げるのはちょっと……』『演技もなんかコントみたい』と厳しい声が続出。自分が書いた“ブス論”を自分で解説する様に、引き気味の視聴者が多いようです」(芸能ライター)
第2話では、ジャストライト物産が大企業と契約することに。しかし、相手の社長が突然会社に現れ、「機嫌を損ねて契約破棄されると困る」と社内は大慌て。緊張感に包まれる中、彩香、里琴、佳恵もそれぞれ対応に追われるのだが、3人とも的外れなことをしてばかり。するとそこへ神様が現れ、「あなたたちに足りないもの!それはコミュニケーション能力!」と指摘。人とうまく接するためのアドバイスをし始めるのだった。
「演技については指摘の多かった山崎ですが、『女子3人が自分みたいでハラハラした』『欠点を自覚する、って大事なことだね』と内容自体には共感の声も。原作は山崎の体験談が中心となっていますが、ドラマではどんなシナリオになるのでしょうか」(同)
3人の身近には、自分のブスな部分を認めて幸せを掴んだお手本のような女性の姿も。3人は思い描く理想の女性になれるのか、今後の展開にも注目だ。