『ちょうどいいブス』改題『人生が楽しくなる幸せの法則』、初回放送も「サムいコント」と厳しい声
相席スタート・山崎ケイのエッセイ『ちょうどいいブスのススメ』(主婦の友社)をオリジナルストーリーとして、同名タイトルでの連続ドラマ化を発表するも、批判が殺到したために改題した『人生が楽しくなる幸せの法則』(日本テレビ系)。1月10日深夜に第1話が放送されたが。ネット上には「いくら題名を変えても、内容がサムすぎて見ていられない」と、厳しい声が相次いでいる。
「同ドラマは、ジャストライト物産の総務部に勤務する“自己表現下手くそブス”の中川彩香(夏菜)と、その同僚で“融通の利かないブス”の木原里琴(高橋メアリージュン)、“開き直りブス”の皆本佳恵(小林きな子)が、ちょうどいいブスの神様(山崎)との出会いを機に心を成長させ、生き方をあらためていくという物語。ただ、『ちょうどいいブスのススメ』というタイトルでドラマ化が発表された際は、『失礼な表現』『人の容姿をネタにするな!』と、炎上しました」(芸能ライター)
そこで局は、現在のタイトル『人生が楽しくなる幸せの法則』に変更。初回は、彩香の人目ばかり気にしてしまう性格や、里琴が営業の森一哉(忍成修吾)のミスをフォローしようともせずに言い合いになる場面、佳恵が悪口ばかり言っている姿などが描かれた一方、“ちょうどいいブス”の神様と出会って行動を起こした彩香が、憧れの営業・佐久間涼太(和田琢磨)と少しだけ距離を縮めることができるという展開も。
「しかし、ネット上には『性格ブスは嫌だけど、里琴の場合は正論言ってるし、ブス呼ばわりするのはおかしい』『どう考えてもミスした一哉が悪いだろ』『里琴のように真面目な人が厄介者みたいに扱われるの、納得いかない』など、ブスの定義を疑問視する意見が寄せられています」(同)
そのほか、ドラマ自体について「ブスいじり云々よりも、まずドラマとして面白くない」「ブスじゃない女優がブス役なのは、まぁいい。でも話がつまらなすぎて……」「ファンタジー色が強い。CGキャラクターとか出てくるし、子ども向け番組を見てるみたい」「笑いどころがわからない。サムいコントを見せられてる気分」といった書き込みも散見される。
「当初はそのタイトルで注目を集めた同ドラマですが、結局『タイトルを変えたって、内容がこれじゃあ見る人少なそう』と言われています。『深夜ドラマにしてもひどい。眠いから寝るわ』『起きてて損した』というコメントも多かったので、ネットの話題になる機会も今後は少なくなりそうです」(同)
今期の日テレは、ゴールデン・プライムタイムで放送を開始した『3年A組-今から皆さんは、人質です-』や『家売るオンナの逆襲』が好視聴率発進を遂げているが、『人生が楽しくなる幸せの法則』のつまずきをカバーしていけるだろうか。