“汚ベランダ”を片付けたら花が咲いた!? 32歳女性の汚部屋を4日間で掃除した結果
写真は、Eさん宅のベランダです。枯れた花や鉢植えが、無残に放置されていました。
趣味の世界でも、園芸は難しいものだと聞きます。細やかな手入れが必要なことから、心の余裕なども関係するのでしょう。彼女の状況が垣間見える汚スポットでした。
それが、3回目の訪問時には……!
Eさん自身で不要なモノを処分して、趣味の園芸を再スタートする準備をしていました!
枯れたように見えていた鉢からは、赤い花も咲いていました。今、生きている植物だけを残して、他のモノはすっぱりと手放しています。
このように、モノを手放した効果で「本当にやりたかったこと」に向き合えるようになります。部屋の中から余分なモノを排除すると、頭の中の散らかりもスッキリします。
【ビフォーアフター】日中でも暗かったダイニングは……
初めて訪問した時の、Eさんのダイニングスペース【煩悩003-1】には、暗い影がつきまとっていました。
人間は、暗い部屋に住み続けると心が壊れてしまうそうです。モノの影が暗い闇を作り、お金・体力・精神・時間までも奪い続けます。この空間に他人が加わると、言い争いまで起こります。
不要なモノを取り除くと、光が注ぐ部屋に変わります。この時、床もしっかりと拭き掃除をすると空気が変わります。
部屋がリセットできたら、ぜひ、お香などを炊いてみてください。筆者はいつも、浄化パワーを持つホワイトセージを焚くようにしています(※)。部屋が汚れている時に炊くと、煙がモクモクと上がるので、視覚的にも”汚れ”が実感できます。多数の人間が出入りする治療院などでは、1日の終わりの儀式として炊いたりもするそうです。ホワイトセージのほか、香木のヒノキやパロサントウッドも、浄化作用に優れたアイテムです。
※筆者は、そこまで信仰深くはないのですが、掃除の神様だけは熱心に信じております。