カルチャー
結婚延期騒動を考える

眞子さまと小室圭さんが、「納采の儀」を行う術は? 弁護士が「悩ましい点」を解説

2018/12/15 19:00
「サンデー毎日増刊 おめでとう眞子さま 小室圭さんとご結婚へ 眞子さま 佳子さま 悠仁さま 秋篠宮家の育み 2017年 9/30号」(毎日新聞出版)

 11月30日、秋篠宮さまがお誕生日会見にて、長女・眞子さまと小室圭さんの結婚延期騒動について言及、現状では納采の儀を行うことができないという考えを明らかにした。

昨年末、小室さんの母・佳代さんが、元婚約者A氏との間に借金トラブルを抱えていると週刊誌報道されたこと、また、小室さんが8月より国際弁護士資格取得のため、3年間米フォーダムス大学に留学することとなり、将来が不透明であること、そして何よりも、小室家サイドがそれらの問題に何の対応も取っていないことが、納采の儀を行えない理由だと世間では指摘されているが、やはり“皇室だからこそ”の諸問題がそこに関係しているのだろうか。この指摘は正しいのか、今回、皇室問題に詳しい弁護士B氏に話を聞いた。

 眞子さまと小室さんの結婚延期騒動において、国民が最も違和感を覚えているのが、借金トラブルについてだろう。佳代さんは、婚約状態にあった元婚約者A氏に、約400万円の借金があるとのこと。一時期A氏は盛んに週刊誌に登場し、借金を返してほしいと訴え、また小室家の内情を告白していた。

 世間では小室家に対し、「どうして頑なにお金を返さないのか」という疑問の声が上がっているが、小室家サイドはあくまで「贈与」と主張、またA氏は佳代さんと借用書を交わしていないと週刊誌で発言。であれば裁判に発展した際、小室家サイドが有利となるが、B氏いわく「実は、なかなか悩ましいところ」なのだという。

「元婚約者A氏が『カネを返せ』という訴訟を提起し、その中で小室家側が『借りたのではない。贈与である』と主張し、これが認められればいいのですが、小室家側から『借りたのではない。贈与である』という訴訟を提起することはできない。要するに、訴訟などをもって、小室家側から積極的に『贈与である』という証明をすることができないわけです」

 B氏は、なぜA氏が今になっても、訴訟を提起しないのか疑問を抱いているといい、「(小室家側より)A氏の素性の方が怪しいと思います」と本音を覗かせた。

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