「本人役?」「普段と何も変わらない」『リーガルV』6話、武井壮の登場に爆笑続出
11月29日夜9時から第7話が放送される、米倉涼子主演の『リーガルV ~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)。視聴率は第5話まで15%越えを記録していたが、第6話は14.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となった。
同ドラマは、弁護士資格を剥奪された元弁護士・小鳥遊翔子(米倉)が「京極法律事務所」を立ち上げ、大手事務所の弁護士に立ち向かっていく物語。小鳥遊はペーパー弁護士・京極雅彦(高橋英樹)やあがり症の若手弁護士・青島圭太(林遣都)など、“ワケあり弁護士”たちをスカウトし、自由奔放なやり方で法廷を支配する。
第6話では、不動産トラブルを抱えた男性・塩見一郎(矢部太郎)が「京極法律事務所」に訪ねてくるシーンからスタート。塩見は、高級結婚相談所「ローズブライダル」で出会った女性・藤原夏純(逢沢りな)と共に暮らすため、3000万円の土地を一括で買ったというのだが、後から日当たりも悪く騒音もひどい土地であることが判明。そして、結婚を約束したはずの夏純とも音信不通になってしまったという。
塩見の話を聞いて結婚詐欺に違いないと確信した翔子たちは、夏純を訴えるべく立ち上がるが、「ローズブライダル」からは個人情報の提供を拒否されてしまう。そこで、パラリーガルの伊藤理恵(安達祐実)が「ローズブライダル」に潜入し、夏純の身辺調査を行うことに。しかし、調査よりも自分自身の婚活に乗り気になってしまった理恵は、事務所での報告を終えると「今から本命とのお見合いです!」と宣言して相手男性のもとへ。理恵が本命と呼んだ相手は、力自慢の男性・野村雅也(武井壮)。しかし野村は、レストランの席についた途端、「第1希望の女性から連絡があった」と言い出し理恵を置き去りに。
するとその後、野村の本命相手も夏純であったことが判明。彼もまた、夏純に騙されていた被害者だったのだ。そこで、翔子や青島は団結して夏純を訴えることを決めるが、調査を進めるうちに夏純は「ローズブライダル」とグルであることが発覚。「ローズブライダル」はサクラ会員や自己啓発セミナー、不動産業者など多くの人間と手を組み、何も知らずに入会した会員たちを巧みに騙し続けていたのだ。
「理恵と野村はレストランに入ってから、しばらく和気あいあいと会話をしていました。しかし会話の内容は、僻地でゴリラに遭遇した時の対処法。ゴリラの特徴や効果的な技を身振り手振りで解説する野村には、『普段の武井さんと何も変わらない』『本人役かと思った』『“大体のゴリラはいけますね”って』『理恵さんの趣味がちょっとわからない(笑)』と視聴者から爆笑の声が上がりました」(芸能ライター)
第7話で翔子は、「ローズブライダル」に対して集団訴訟を起こすことを決め、青島と共に被害者たちへ向けた説明会を開くことに。被害者の中には人気コメンテーター兼社会学者・高市哲也(野間口徹)の姿もあり、翔子は彼を利用して世間の注目を集めようと計画。しかし高市は、自分が騙されたことを認めようとせず、さらにはほかの被害者たちも二の足を踏むばかり。その結局、集団訴訟は暗礁に乗り上げてしまう。
「これまでの『リーガルV』は1話完結の形でしたが、今回の事件は2週に渡って描かれることに。ライバル事務所『Felix&Temma法律事務所』との対決も本格化しており、『次回で大逆転してほしい』『この裁判がクライマックスにどうつながるのか楽しみ』と期待の声が上がっています」(同)
翔子率いる京極法律事務所は、最大の敵に勝つことができるのか。今後も目が離せない。