芸能プロ社長「しゃぶしゃぶ鍋パワハラ」事件、“みちょぱ”こと池田美優にも「被害及ぶ」?
社長が社員の顔を、煮えたぎるしゃぶしゃぶ鍋に押さえつける……そんな衝撃のパワハラ事件が「週刊新潮」(新潮社)に報じられた。被害者のA氏は、パワハラの加害者として、芸能事務所「MELM」社長・Y氏を刑事告訴し、11月22日に記者会見を行った。第一報時点で、MELMの名前が伝えられていなかったことにより、ネット上では多数の事務所やモデルが“容疑者”扱いされてしまったが……。
事件は2015年末、同事務所の忘年会中に発生したという。Y氏はA氏に「面白いことやれ」と強要、頭を押さえつけて顔を沸とう中の鍋に押しつけた。A氏は、「顔面第2度熱傷」「皮膚感染症」「湿疹」を負い、治療に1カ月ほどを要したという。
「この一部始終は『デイリー新潮』で動画配信され、波紋を呼びました。画面には映っていないものの、同席の女性が嬉々としてカウントダウンをしたり、笑い声を上げている箇所が確認できるため、ネット上では『女性も共犯者では』という意見が相次いだのです」(スポーツ紙記者)
「新潮」でこの事件が報じられるや否や、ネット上では“犯人探し”がスタートした。
「22日の会見前までに、ネット上で名前が挙がっていた事務所と社長名は、この件とはまったく無関係。そこに所属するモデルも、犯行現場に居合わせた“共犯者”であると盛んに指摘されたほか、まとめ記事まで作られる事態になり、関係者は大きな迷惑をこうむったようです。そのため、各メディアは、当初伏せられていた事務所名を正式に報じるようにしたそうです」(同)
そして、この騒動では、“みちょぱ”ことモデルの池田美優の関係者も頭を悩ませているという。
「もともとY氏は、MELMではない別の芸能事務所に勤務していたそうですが、当時は『Popteen』(角川春樹事務所)の“スーパー読者モデル”だったみちょぱの、プロデューサー的ポジションで活動していたとか。今回のパワハラ事件とは一切関係ないものの、Y氏の名前がここまで出回ってしまったことで、いずれはみちょぱにまで何らかの被害が出てしまうのではと、周囲は困惑しています」(芸能プロ関係者)
直接的な被害を受けたA氏をはじめとして、多くの関係者に悪影響を及ぼしたパワハラ騒動。一部の取材に対し、Y氏は会見同日にMELM社長から退き、A氏に対して謝罪を述べているというものの、それだけでは罪を償ったことにならないのではないだろうか。