東京B少年・那須とジャニーさん秘話、Snow Man・岩本はキメ顔&筋肉祭り!【Jr.チャンネル週報】
ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Snow Man(水曜)Travis Japan(木曜)SixTONES(金曜)東京B少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、11月8日~14日公開の動画をチェックします!
Travis Japan、おバカキャラ・松田に振り回される
8日に配信されたのは「Travis Japan【捜索願い】松田元太がデートで行く場所を推理!?」(再生回数は16日までに12万台)。埼玉県出身の松田元太がメインの回で、「イオンレイクタウン」(越谷市)の敷地を使い、松田がどこにいるのか、2チームで探し出す対決を行ったもの。チーム分けは、10月上演の舞台『いまを生きる』出演者チームの宮近海斗、七五三掛龍也、中村海人と、A.B.C-Z主演舞台『ジャニーズ伝説2018』チームの川島如恵留、松倉海斗、吉澤閑也の3人ずつ。最初のお題は「もしイオンレイクタウンでデートするならまず最初に行く場所は?」で、メンバーは再会を願って松田と別行動を開始した。
宮近ら「舞台チーム」は映画館を目指しながら、お店を見て回る作戦に。「伝説チーム」はジャニーズJr.時代から松田と“シンメ”の松倉が「待ち合わせ場所とかなんじゃない?」と予想し、川島も「駅が一番近いんだ、kaze(エリア)が。たぶん、元太みたいな優しい人は電車降りてすぐの待ち合わせ場所に……」と、松田の性格を考慮して候補を絞った。いつもメンバーを“お母さん目線”で見守っている川島ならではの発想に筆者はビックリ。実際に松田は「電車があるのはkazeなんで……。いて、みんなを待ちたい」とkazeエリアに移動しており、見事に川島の推測が的中したのだった。
伝説チームが目的地へ歩く間、川島があるお店に飾られている赤い人形を指差して、「あれめっちゃ可愛い!」と、リアクション。やや、キモ系の顔つきだったためか、吉澤が自虐的に「俺じゃん」と反応したところ、川島は「閑也、あんな鼻高くねぇ」と、瞬時にツッコんだ。吉澤は思わず「ハハハハ……」と乾いた笑いで返し、「おいおい、ちゃんとツッコまないと俺が悪者になるやろ!」と、ダメ出しする川島。実はこの人形が後にキーポイントになるとは、メンバーも思ってもみなかっただろう。かたや、舞台チームは「名前が気になる」「元太も単純なヤツだから」(宮近)と、ゲームセンターの「ユーズランド」へ。
ここで松田は両チームに連絡し、「僕は(運転)免許を持っていません。免許を持っていないならば、どうするでしょう?」と、有力な情報を提供。今まで動画を見てきて、筆者は松田がおバカキャラだと思っていたが、ヒントの出し方がなかなかうまくて驚いてしまった。ヒントを参考に「電車で来る!」と確信した伝説チームは駅の出入口に行くも、松田を見つけられず制限時間の20分が経過。両チームとも罰ゲームの「激クサ袋のニオイを嗅ぐ」を実行した。松田の詳しい待機場所は「kazeの駅の近くのATMです」「お金がないとやっぱ一日始まらないから」とのことで、「ヤバッ!」と伝説チームは衝撃を受けたのだった。
細かいことながら、女性ならば「いやいや、デート前にどこかでお金を下ろしてよ」と感じる人も多かったのではないだろうか(もし彼女に見られたら恥ずかしい)。ある意味、松田の単純さが露呈したようだ。ちなみに、川島たちは100m圏内まで松田に近づいていたとか。2問目は「イオンレイクタウンに来た時必ず行く場所とは?」(ヒントは最近松田が注目している物)。移動の際、松田本人は「kazeの雑貨屋さん『LIVING HOUSE.』。実際に来たら絶対来るし、今もすでに買ってあるんですよ。最近はなんか、本棚みたいの買ったんですけど、買って気づいたんですけど、本読まないんですよ、俺」と明かし、やっぱりおバカ……と、吹き出してしまった。
双方の捜索中、松田が電話で「赤い人形」と、ヒントを発表すると、すぐに例の人形と気づく伝説チーム。舞台チームは行き先を話し合い、その中で七五三掛から「パジャマ、最近買ってるよ! 一週間で12着も買ったんだよ」との松田に関する情報も飛び出した。店名と場所を知っている伝説チームが「LIVING HOUSE.」へ向かうと、そこにはなぜか先に舞台チームの3人が。宮近が横柄な態度で「最近元太が好きな『家具』って言ってたから」と理由を告げると、「ゼッテー嘘だ」と伝説チーム・吉澤は疑うが、チームメイトの川島に「アイツらが言うんだから本当だよ。アイツらが嘘つくわけないもん」と擁護。川島の優しさに息苦しくなったのか、「いや会いました! 歩いてたらいました!」と松田を後をつけてきたことを、宮近は涙声で告白したのだった。
偶然の発見はアウトのため、宮近らは、つじつま合わせで「インテリアショップを探していた」と小芝居まで展開。最終的に「全然俺のことわかっちゃいないよね」と嘆く松田だったが、ダチョウ倶楽部の「どうぞどうぞ」方式で、主役本人がニオイ袋の刑に。そんな松田、今回は映画『マトリックス』(1999年公開)を彷彿とさせる全身黒の私服がスタイリッシュで、妙にキマっていた。もしデートで彼氏がこの姿で現れたら、惚れ惚れしてしまうだろう。天然キャラとのギャップがファンの心を掴む一因なのかもしれない。
そして、ファッションといえば、「Travis Japan【カップルコーデ対決】女性役も自給自足!Right-onの店長さんの判定は?!」が12日に配信されている。10月8日公開の東京B少年の動画に続き、セレクトショップ「Right-on」のプロモーション動画。3チームで「アウターカップルコーデ」に挑戦し、中村いわく「化け物」の吉澤のレディースコーデとは対照的に、そのままでも愛らしい松倉&七五三掛の女性役が楽しめる。試着後の松倉を見た松田が「オマエが好きだ!」と突如求愛(発情?)したかと思えば、お母さんポジションの川島は「そんなオマエらが好きだ!」と、ハグ。コメント欄を見る限り、宮近&七五三掛コンビの“ガチカップル感”も、ファンにとって興奮ポイントだった模様。こちらの再生回数は通常分を上回り、15万台(11月16日時点)となっている。