「子どもを尊重してない」「インスタ用に撮るな」育児論語るも波紋を呼んだママタレ
いまや芸能界で1ジャンルとなっている“ママタレ”。子どもを育てるママ目線での言動が支持を集める秘訣となっているが、ときに批判を呼んでしまうことも。ORICON NEWSが11月9日に発表した「好きなママタレランキング」で5位に輝いた木下優樹菜も、『有吉弘行のダレトク!?』(フジテレビ系、11月6日放送)で語った“育児論”が非難の的となった。
「番組内で木下は、自身の子育て論として『(生後)7カ月から普通の人間として扱う』との方針を告白。子どもは理解できてないだろうと前置きした上で、『7カ月ぐらいから、「いただきます、聞こえないんだけど?」って言う』と、子どもを叱ることも明かしました。これに対しネット上からは『なんでそんなキツイ言い方するのかわからない』『高圧的な態度は子どもを尊重しているとは、到底思えない』『自分の言葉遣いから直して』といった非難が噴出。共感を得ることはできなかったようですね」(芸能ライター)
また、子どものためにイギリス移住したことで話題になった紗栄子も、ネットユーザーの反感を買ってしまった。
「10月27日に自身のインスタグラムで、中学受験を控える息子の写真を披露しました。勉強する息子の横で紗栄子が指導している光景を写したもので、『「はい!集中!」って言葉にも飽きてきた…。』とコメントが。この投稿に対し、『受験は子も親も大変ですよね。頑張って』というエールが寄せられる一方、ネット上では『「集中!」とか言いながらインスタ用の写真撮るなよ』『撮影されてちゃ集中できないから』『勉強してる姿もインスタの素材? 子どもが可哀想』という声が寄せられてしまいました」(同)
また、非常識ぶりで視聴者をドン引きさせてしまったのはSHIHO。『ダウンタウンなう』(フジテレビ系、1月19日放送)に出演した際、ママ友である東尾理子から語られた言動が物議を醸すこととなった。
「東尾がSHIHOと一緒に新幹線へ乗った際、SHIHOの娘が知らない人の席に行ってしまい、その人の携帯電話で遊びだしたことがあったそう。それに気づいた東尾が謝罪するなど対応したものの、SHIHOはその間、子どもを気にする様子もなく、読書していたと明かしていました。SHIHOはこのエピソードに対し、『何人かで行っていたから、誰かは(子どもを)見ている』と説明。子どもは“叱らない”方針だそうで、ただ最近は『体が大きくなってきて目立つから』という理由から叱り始めたことを告白。これには出演者のダウンタウン・松本人志も、『てめぇさっきから何言ってんだ』と言い放ち、ネットユーザーからも『放任主義ではなく放置』『他人に迷惑かけるのは非常識』という声が聞かれ、一時は炎上騒動にまで発展しました」(同)
年々、ママタレは増加しているだけに、突飛な言動で耳目を集めようとする狙いもあるだろう。しかし、共感やあこがれを手にしない限りは、ママタレ活動も先行き不安ではないだろうか。