「バッジの存在忘れてる?」『SUITS/スーツ』第4話、大貴の潜入調査にツッコミの声
11月5日夜9時から第5話が放送される、織田裕二主演の『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)。視聴率は初回14.2%、第2話11.1%、第3話10.3%、第4話8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と下降気味だ。
同作は、全米でメガヒットした『SUITS』を原作とした弁護士ドラマ。主人公の敏腕弁護士・甲斐正午は、約10年ぶりの月9主演となる織田裕二が熱演する。傲慢なエリート弁護士と天才フリーター・鈴木大貴(中島裕翔)の凸凹コンビが、 さまざまな訴訟問題に挑んでいくというストーリーだ。
第4話で大貴は、蟹江(小手伸也)が主催したクイズ大会の景品としてボランティア案件を任されることに。その案件とは、支払い催告を無視して家賃を滞納し続けたことを理由にオーナーから訴えられている春日友加里(生越千晴)の弁護だった。どう考えても友加里に問題があるのではないかと思う大貴だったが、さっそく友加里のサポートにまわることに。
すると友加里は、以前飼っていたウサギがマンションの下水から放たれる悪臭によって死亡したことを明かし、マンションの管理状態の悪さを告白。さらに、愛するペットを失ったことでうつ状態に陥った結果、仕事を辞めざるを得なくなってしまったという。そこで大貴が問題のマンションを訪ねてみると、友加里の証言通り、ひどい悪臭が充満していたのだった。
こうして開かれた最初の裁判では、友加里のうつ病がウサギの死とは無関係であることを指摘され、敗訴に終わってしまう。しかし、大貴が調査を進めていくうちに、マンションのオーナーが古い物件をリノベーションしては高値で売りさばいているという事実が発覚。すると大貴は、パラリーガルの聖澤真琴(新木優子)と一緒にオーナーが所有する売り出し中の物件に潜入し、証拠を掴もうとするのだった。
「リノベーション物件に真琴を連れ出した大貴は、手をつないだり肩を抱いたりと新婚夫婦を演じていました。しかし服装は事務所にいる時と同じ高級スーツで、胸元には弁護士バッジをつけたまま。視聴者からは『バッジ付けたままでよくバレなかったな!』『大貴君バッジの存在忘れてる?』『弁護士が中古マンション見に来るかなぁ』とツッコミの声が上がってしまいました」(芸能ライター)
第5話では、大貴の悪友・遊星(磯村勇斗)が登場。 ある日、遊星が傷害事件を起こして逮捕されたことを知った大貴は、「祖母の結衣(田島令子)がケガをした」と嘘をつき、事務所から抜け出そうとした。すると甲斐は、自分が契約している車を使うよう大貴に指示。さっそく大貴は、運転手の赤城達男(ブラザートム)に事情を説明し、警察へ向かうことに。
しかしその道中に、赤城がトラックと衝突事故を起こしてしまう。 大貴は相手の運転手・糸井公一(半海一晃)に名刺を差し出し体調を心配するが、糸井はそれには答えず「甲斐正午はまだここにいるのか?」と問いかける。それを聞いた赤城は何も知らない大輔を気遣い、先に行くよう促すのだった。
「4話で大貴は今回の裁判で初めて法廷に立ったため、『ヒヤヒヤした』『相手がベテランすぎる』『今回がまぐれじゃないといいけど…』と心配の声が続出。 弁護士としてのふるまいに粗が目立つ大貴ですが、 今後どのように成長していくのでしょうか」(同)
1人の弁護士として仕事が増えつつある大貴。さらなる経験を積んで、正午にも引けを取らない弁護士に成長することを期待しよう。