視聴率2桁をキープ!

特殊能力ゼロ!? 『SUITS/スーツ』2話、大貴の活躍ナシで「ただの新人物語」の声も

2018/10/22 18:00
『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)公式サイトより

 10月22日夜9時から第3話が放送される、織田裕二主演の『SU ITS/スーツ』(フジテレビ系)。視聴率は初回14.2%( ビデオリサーチ調べ、関東地区)、第2話11.1%と2桁台をキ ープした。

 同作は、全米でメガヒットした『SUITS』を原作とした弁護士ドラマ。主人公の敏腕弁護士・甲斐正午は、約10年ぶりの月9主演となる織田裕二が熱演する。傲慢なエリート弁護士と天才フリーター・鈴木大貴(中島裕翔)の凸凹コンビが、 さまざまな訴訟問題に挑んでいくというストーリーだ。

 第2話では、2人のもとに病院長が起こしたセクハラ問題が舞い込んでくる。被害者の河瀬今日子(関めぐみ)は、東都医科大学病院に勤めていた元看護師。院長の海部政継(中村育二)から「愛人にならないか」とセクハラを受けていたが、その誘いを断ったために解雇されてしまったという。

 本来、セクハラ問題は裁判で勝つのが難しいとされているが、当事者の海部は日本医師協会の次期会長候補。「スキャンダルを嫌って示談に応じるはず」という正午の目論見通り、 交渉は順調に運んでいった。しかし、示談が進んでいく中で、 今日子の弟が海部のセクハラ問題をリーク。ネットニュースに今回の件が明るみに出てしまったせいで交渉は決裂し、 今度は病院側が“名誉棄損”で彼女を訴えると言い出すのだった。

「最終的に正午の策略によって示談は成立するのですが、何より視聴者をモヤモヤとさせたのが“天才フリーター”の無能し加減。 大貴は正午の助言通りに動いただけで、今回の訴訟に彼の能力はまったく活かされませんでした。案の定ネット上では、『もっと大貴の特殊能力が出てくるのかと思ったら、ただの新人物語でがっかり』『ただの新人アソシエイトが、右往左往しながら甲斐先生の手助けで解決しただけ』『特殊能力皆無って、 この先大丈夫なの?』と批判的な声が続出。初回では大貴の特殊能力が描かれたこともあって、視聴者のガッカリ感も大きかったのでしょう」(芸能ライター)


 第3話では、正午が老舗時計メーカー「KAMIYA」の相続者問題に挑む。新社長候補には、取締役を務めている安樂孝志(久松信美)の名が浮上するが、彼は社長の急死前から生産拠点を国外へ移そうと暗躍していた人物だった。これを知った正午は、安樂が社長に任命される前に、ほかの社長候補を見つけ出そうと動き出すことに。

 一方の大貴は、正午の同僚・蟹江(小手伸也)に連れられて総合格闘技場を訪れていた。そこで、世界的なゲームメーカー「BPM」 のCEO兼チーフクリエーター・藤ヶ谷(柳俊太郎)と出会い、意気投合する。

「第3話予告には、今までにないほど暗い表情を浮かべる正午の姿が。ネット上では早くも、『これは甲斐先生がピンチなのかな?』 『今回は甲斐先生が助けてくれたから、次回は大貴が活躍して甲斐先生を助けてあげてほしいな』など期待を寄せる声が相次いでいま す。第2話では大貴があまり活躍できなかった分、次回は彼の大健闘ぶりを見せてほしいですね」(同)

 批判は上がるものの、視聴率はいまだ好調をキープする同作。視聴者の期待を背負いながら物語はどう展開していくのか、次週以降も楽しみだ。

最終更新:2018/10/22 18:07
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裕翔はいい役者だから長い目で見て~