芸能
突然のさようなら

RIP SLYME、不可解な「活動休止」報道のウラ側――記者が「芸能界のドンの影響」を示唆

2018/11/01 11:45
RIP SLYMEオフィシャルサイトより

 公式サイト閉鎖の発表とともに、一部スポーツ紙で活動休止が報じられたRIP SLYME。昨年4月に報じられたメンバー・SUの不倫が影響していると伝えられ、現在グループは、新体制での再始動に向け、話し合いと準備を進めているという。しかし、不倫報道から時間が経過しすぎていることから、ネット上では「不倫問題は表向きの理由で、別の原因があるのでは」と訝しむ声が続出。マスコミ関係者も同様に、首をかしげているというが……。

 サイト閉鎖が発表されたのは10月30日。すぐにネットニュースとなって拡散されたが、それ以上の情報はまったく伝えられなかった。そして翌31日付の「スポーツニッポン」で、SUが実質活動休止状態であること、また新体制でのグループ再始動計画について詳報されたのだ。

「『スポニチ』以外のメディアが、詳細を報じられないのは、RIP SLYMEの所属する田辺エージェンシーに、そもそも“取材窓口が置かれていないから”でしょう。広報担当スタッフすら存在しないため、取材もできなければ、事実確認すらできないんです。代表窓口に連絡しても『担当者は不在です』以上の回答は得られませんからね。多くの芸能プロにとって『担当者不在』は“居留守”と同義ですが、こと田辺エージェンシーに関しては、『本当に存在しない』という意味なのです」(スポーツ紙記者)

 唯一「スポニチ」だけは、事務所幹部とのホットラインがあるため、毎回、田辺エージェンシー所属タレントに関する独自ネタを掲載できるという。

「『スポニチ』は、SMAP解散に際し、タモリの直筆メッセージを掲載し、また夏目三久に妊娠疑惑が浮上した時は、唯一本人のインタビューを取ることができた。今回、同紙はSUの不倫を活動休止の原因にしていますが、それは田辺エージェンシーによる『公式見解』に等しいのです」(同)

 「スポニチ」以外のマスコミ各社からは、こうした状況にクレームのひとつでも出そうなものだが、同プロのトップである“芸能界のドン”による支配力を前に、多くのマスコミ関係者は口をつぐむしかないようだ。

「7月に『週刊新潮』(新潮社)がタモリの愛人の存在を報じましたが、同社の田邊昭知社長がテレビ各局の編成幹部に直接働きかけ、後追いを全て封殺していた。マスコミ関係者は、こうした田邊社長の威光を知っているだけに、ヘタに後追いして目をつけられたくないと、何も言えない状態が続いているようです。ただ、今回のRIP SLYMEの活休に関しては、スポーツ紙一紙で報じられただけですし、その理由も不自然、しかも後追い報道をするマスコミもないとあって、ファンは違和感を抱いてしまっている。こんなことなら、公式サイト上で、『閉鎖のお知らせ』だけでなく、活休の報告もすればよかったのでは……」(テレビ局関係者)

 ファンの不安な気持ちを助長させないためにも、早急な公式発表が行われることに期待したい。

最終更新:2018/11/01 11:45
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