汚部屋30女はレシートまみれ!? ゴミと書類をかき分けて「キッチンカウンター」を発掘!
どこから手をつけていいのかわからない、破壊的なキッチンカウンターの「構造」を分析しました。
ゾーン1は、フリマアプリで出品したいモノと返却したいレンタル家電類です。こちらは、放置していたので、すぐに電話と出品の作業をしてもらいました。フリマアプリを活用する際には「手放す覚悟」を優先に! うっかり何かを買い足さないよう、細心の注意を払いましょう。
ゾーン2は、整理収納で最大の難関となる「書類の整理」です。これは、すべての作業の中で最も難しく、他の作業へのやる気を奪ってしまうため、空き箱へ入れて最後に行います。ゾーン3とゾーン4の多くは、食品類のストックです。
こうして、場所が区分けされました。それぞれ場所ごとに片付けていきましょう。
ゾーン2を、こんなふうに片付けました
レシートと書類だらけだったゾーン2は、Eさんが郵便物やお財布の整理などを行えるよう「情報カウンター」として整理しました。マガジンホルダーやレターラックではうまく整理ができなかったため、Eさんの希望で「マグネットボード」を用意することになりました。
IKEAのスポンタン・マグネットボード(1,499円/税込)に、100円ショップで用意したマグネットクリップ(100円/税抜)を4つ。不思議な「顔ナシの絵」は、文字が書けるボード(Eさん私物)です。
これでゾーン2が、「情報カウンター」として整いました。期日内に支払うお金も、行きたいイベントも、約束を記したカレンダーもすぐに見渡せます。毎日増えるモノ(郵便物やレシート)も、このカウンターでその日のうちに分類すれば、増殖を防げます。
ゾーン3を、こんなふうに片付けました
食品のストックが入っていた引き出し・ゾーン3は、生まれ変わったゾーン1「情報カウンター」の効率をアップするため、1軍の文房具をまとめました。
中には、セリアの仕切りボックス・浅型(100円/税抜)を3つ入れています。移動できる2枚の仕切り板で、文房具のグループを使いやすく分類しています。
これら文房具、実はまだ、ひとり暮らしには多すぎる量です。これまでモノが埋もれている生活をしてきたため、同じモノを何度も購入しています。マジックペンだけで15本もあるので、書きにくいペンなどから、数を減らしていきましょう。
ゾーン4を、こんなふうに片付けました
食品のストックやコーヒーマシンがギュウギュウに詰め込まれていた、ゾーン4です。
左の棚にはキャンドゥのファイルボックス「スッキリまとめ隊」(100円/税抜)を6つ用意して、食品ストック(お菓子、レトルト、缶類、乾物類)と、荷造り道具や掃除グッズをイン。ファイルボックスなら、高さをフル活用できてワンアクションで出し入れできます。
右側上段のスライドラックには、コーヒーマシンを1つだけセット。Eさん私物の収納ボックス(コーヒー類)とクリアファイル(ティーバッグ類)を使っています。スライドラック下段は、飲料水やお酒のストックコーナーに。お酒のほうは、しばらく買わずに済むだけの量が発掘されました。景品でもらった飲みきれない日本酒などは、料理や入浴剤としても活用できるでしょう。