King＆Prince・岩橋玄樹、「まるで違う人みたい」――休養発表前にファンが察していた異変

　King＆Princeの岩橋玄樹が、パニック障害の治療に専念するため、11月初旬より活動を休止することが明らかになった。突然の悲しい知らせに「理解できない」「かなりショック」との声が飛び交う一方、デビュー前から長年応援してきたファンは、岩橋の“異変”を察知していたようだ。

「ジャニーズ事務所は10月26日夜、ファンクラブ会員向けのメールマガジンやファンクラブサイトを通じて岩橋に関するお知らせを発表。岩橋は現在入っている仕事を務めた後、11月初旬から一定期間の休養に入る予定だとか。東京・帝国劇場で12月6日～1月27日まで上演される舞台『ジャニーズ King＆Prince アイランド』は、出演を見送るそうです。本人は直筆メッセージにて、ファンや関係者に迷惑や心配をかけることを謝罪した上で、『病を克服し、今よりもたくましい岩橋玄樹になって 必ず戻ってきます』などと、前向きなコメントを寄せていました」（ジャニーズに詳しい記者）

　岩橋は2010年にジャニーズ事務所に入所。中性的なルックスとは対照的な男っぽい性格のギャップが受け、数年後にはジャニーズJr.内でメイン扱いされる存在となった。デビュー前には、アイドル誌「Myojo」（集英社）の「恋人にしたいJr.」ランキングにおいて、14年から今年まで5連覇の偉業を達成。今年5月、「シンデレラガール」で満を持してCDデビューを果たし、10月期の深夜ドラマ『部活、好きじゃなきゃダメですか？』（日本テレビ系）で高橋海人、神宮寺勇太とトリプル主演を務めるなど、ノリに乗っていた。

　ところが、岩橋は10月19日深夜放送のドキュメンタリー番組『RIDE ON TIME』（フジテレビ系）内で、「はっきり言うと、僕ずっと、パニック障害というものとずっと闘ってきて……。逃げられないような立場だったり、もうどうしていいかわからなくなると、自分の感情のコントロールがわからなくなって」と、激白。この症状を唯一知っているのは同じメンバーの「神宮寺だけ」と話し、ファンはこの告白に騒然となった。

「同日のオンエアーでは、岩橋が神宮寺のヘラヘラとした態度に腹を立て、『人の話聞いとけよ』『ふざけてるよ』と注意したほか、神宮寺の胸ぐらにつかみかかるというショッキングな“ケンカシーン”が公開されました。放送前、岩橋は公式携帯サイト・Johnny’s webのグループ連載『Diary King＆Prince』（10月15日更新）でこうした場面がオンエアーされることを予告しつつ、『そのような部分を見せてしまう所はまだまだ未熟』だと反省していたんです。また、この連載の更新予定日は毎週月曜。メンバーが週替りで更新していて、岩橋は本来8日アップの担当でしたが、ズレこんで翌週15日に。岩橋は更新が遅れた旨を謝り、また次の更新担当・平野紫耀のファンも戸惑わせてしまったと、責任を感じている様子でした」（ジャニーズに詳しい記者）

　その日記の最後には「これからしっかり更新していきます」と決意表明をつづっていた岩橋。しかし、これら内容に熱心なファンは異変を覚えていたようだ。「あの文章に岩橋玄樹を感じられなかった。まるで違う人が書いてるみたい」「いつも絵文字たくさんで可愛い文面なのに、今回は顔文字すらなくて、いつもとテンション違う」「更新遅れたのは構わないんだけど、明らかなテンションの低さ……大丈夫かな」「元気なさすぎて心配……次は元気なブログが読みたい」と、精神面を懸念する声が出ていたのだ。

「ほかにも、岩橋の言動に熱心なファンは疑問を抱いていたようです。King＆PrinceはMr.KINGとPrinceの2ユニットが合体したグループですが、最近の岩橋はPrince時代の話を持ち出す場面が多いように感じ取ったようで、『最近のいわち、Jr.に戻りたいのかなって思う』『岩橋くん、Prince3人の時代に戻りたいのかな？』と、不穏な空気を察知していたんです」（同）

　今年1月のデビュー発表後、King＆Princeメンバーは雑誌やテレビなどに引っ張りだことなり、1stシングル「シンデレラガール」は初週57.7万枚を記録するほど、大ヒットを飛ばした。デビューによる環境の変化、多忙やプレッシャーの日々が続いていたとなれば、疲労やストレスが溜まっていてもおかしくないだろう。岩橋には一度ゆっくりと静養してもらい、また6人の笑顔が見られる日を心待ちにしたい。