サイゾーウーマン男性アイドルSTARTO(旧ジャニーズ)ジャニーズツッコミ道場ジュリー騒動とジャニオタをつなぐもの 男性アイドル [ジャニーズツッコミ道場] 沢田研二のドタキャン騒動で考えた、ジャニオタとジュリーファンをつなぐもの 2018/10/27 13:30 ジャニーズジャニーズツッコミ道場 『LOVE~愛とは不幸をおそれないこと~』/ユニバーサルミュージック 各メディアで報じられた、ジュリーこと沢田研二のさいたまスーパーアリーナでのドタキャン騒動。この問題に反応したジャニオタも少なくなかった。 その1つに、まずは「ジュリー」という呼び名。「ジュリーって単語を見ると副社長かと思ってしまう」といったつぶやきがTwitterなどで見られるように、特に若い世代のジャニオタにとっては「ジュリー=藤島ジュリー景子」の印象がどうしても強い。 にもかかわらず、少年隊・東山紀之が、自身がMCを務める番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)において、ごくごく普通のトーンで、「沢田研二さん」ではなく「ジュリーさん」と口にしたときには、ちょっと噴き出しそうになった。そのワードを口にしながらも「副社長」はまったく頭に浮かんでいないのだろう。「この人、やっぱり本当に天然なんだな」と思わずにいられない瞬間だった。 そして、「ジュリー(沢田研二)からジャニーズに担降り(?)」してきた人の存在も騒動によって浮上してきた。「うちの母親、今はジャニオタだけど若い頃はジュリーのファンだった」「母はジュリーさんの追っかけをしてたけど、今や日常生活で名前が出てくるのはジュリー藤島」などのつぶやきが見られたのだ。 それもそのはず、かつての「沢田研二」といえば、眩いばかりのキラキラ感と、自由でアウトローな不良っぽさ、おまけにトークやコントまでイケるオールマイティさを兼ね揃えていたスーパースターだったから。 今はジャニーズも「キラキラ王道系」や「親しみやすいお兄ちゃん系」、「ちょいギラギラの不良系」などと細分化している。でも、かつての沢田をたとえるなら、SMAPのバラエティ力とオーラ、KinKi Kidsのトーク力と美声・歌唱力、KAT-TUNやV6・森田&三宅の不良っぽいセクシーさなどを総動員したような存在だった。つまり、ジャニオタの好きなものが一身にギュッと詰まっていたのだ。 次のページ ファンに共通する「意味がわかんない、かっこいい~!」現象 12次のページ Amazon LOVE~愛とは不幸をおそれないこと~ 関連記事 カオスかつ耽美で理解不能、東山紀之による「ジャニーさん的世界観」の完成度King&Princeデビュー公演、胸が熱くなった中村嶺亜や金田耀生らジャニーズJr.の姿King&Princのデビュー成功で考える、ジャニーさんの「早く見せたい」病と世間の温度「ジャニー社長っぽさ」を感じられなかった、King&Princeデビュー会見に思う今後番組観覧で驚かされた、中居正広「真のMC力」とSexy Zone・菊池風磨「コメント力」